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一人+一人=一人  作者: 松川φ(゜゜)ノ゜
4/8

一人-一人=二人?

リクネという名前をもらった少女は、もう一人ではなかった。

リドウという名前の少年は、一人になりたがっていた。


「リクネ、明日には俺この町を出るけど、お前はどうする?」

「え?帰っちゃうの?」

「帰らないよ。」

「じゃ、、、。」

「違う町にいくんだ。」

ここじゃない、一人になれる町に。

「私も行きたい。」

ふと落ちていた視線が声の方へと向く。

「私、リドウと離れたくない。だから、私も連れていって。」

「ふはっ。」

リドウは笑った。それは、自然と出る喜びからくる笑顔だった。

「よし、そうこなくちゃ。お前も俺の『一人』だ。」

「じゃ、一緒に行っていいの?」

「ああ。」

リドウのその言葉を聞いて、リクネも笑顔が顔から漏れていた。


ホテルに戻る途中、リクネが俺と一緒に行くための荷物を買いにいき、リクネを一人で戻らせた。

「さてと、なにが必要かな。」

リクネは女の子だし、やっぱり自分で選んだ方が良かったのかも知れないと、今更後悔をしたいた。

だがリドウは知らなかった。

そんな後悔なんていうのが吹き飛ぶような後悔がくるとは、このときのリドウは、想像もしていなかった。


いよいよクライマックスという感じですかね。

読んでくださった方は有難うございます。

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