一人になりたい少年
「なあ、なんでお前は皆から無視されてるんだ?」
注文した料理をまっている間に、俺は少女に聞いてみた。
「わかんない。いつの間にか私はいなくなっちゃった。」
いつの間にか、いつの日からか、誰もが相手をしてくれなくなった。そういうことだろう。
それなのに、この子は今も弱音を吐くこともなく「一人」で頑張っているんだ。
「なあ、お前の家ってどこにある?」
「ん?なんで?」
「いや、宿探しだよ。」
「うちに泊まるき?」
「なんかホテルとかあるなら紹介してくれればいいよ。」
「なら、すぐそこにあるよ。」
飯を食い終わってから俺たちはそのホテルへと向かった。
「あの、、、。」
「ん?」
「ホテルの紹介料を頂けたら。」
「はぁ、、、。いくら欲しいんだ?」
「いや、お金じゃなくて。」
「なにが欲しい?」
「えと、その、一緒に泊めてください!」
「おういいぞ。」
「え!?いいの!?」
「うん。いいぞ。」
そっか。と呟いて微笑んだ少女の顔はなにか魅力的で、自然と目を奪われた。
「どうかした?」
はっ、と我に帰る。
「いや、何でもない。」
「ついたよ!ここがホテル。」
「へぇ、小さい町なのに結構立派なホテルがあるんだな。」
中に入り受付に向かう。
「あの、泊まれる部屋ありますか?」
「いらっしゃい。ちょうど一人部屋空いてますよ。」
「じゃ、そこお願い。」
「はい。」
そして俺たちは、案内された部屋に入った。
一人ぼっちの少女と一人になりたいのに人にかまってしまう少年の繰り広げる世界観を表現しようとしたのですが、、、。
ごめんなさい。私の力ではむりでした。
読んでくださった人は有難うございます。




