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スーパースター

 ガキの頃のおれは

 内気でシャイで

 口下手だったが

 その反面 

 目立ちたがり屋な

 ところがあった

  

 自宅の一室で

 テレビを観ていても

 自分もいつの日か

 テレビに出演して

 有名人になりたいと

 そんな願望が

 昔から常にあった


 高校生にもなると

 その願望は

 一段と強くなり

 友達が出来ない寂しさを

 紛らわせる為に

 ギターを弾いたり

 音楽を聴いているうちに

 いつしかおれも

 ロック界の

 スーパースターになりたいと

 夢を見るようになっていった


 高校を卒業して

 働きに出るように

 なる頃には

 どうしたら

 おれは有名人に 

 なれるんだろうか?と

 そんなことで

 頭の中が常に

 いっぱいになっていた


 あれからもう既に

 長い時間が

 過ぎ去った

 おれは今や

 昔のように

 何にも無い訳では

 なくなった


 おれは今でも

 夢を追い求めている

 たとえ50歳を過ぎた

 中年オヤジになっても


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