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「浦野くんはいつもいつも頑張っているね」と、学校帰りの道で真由美は言った。

「それはどうしてなの?」

「理由なんてないよ。だって、それは当たり前のことでしょ?」と浦野くんは(当たり前のように)言う。

 そんな浦野くんの言葉を聞いて「そっか」と真由美は言った。

 それから真由美はその顔を下に向けた。

 真由美の顔は真っ赤に染まっていた。

 この日、真由美はこれが『私の初恋』なのだと気がついた。(夜は全然、眠ることができなかった)

 真由美はそんな昔のことを思い出しながら、みんなと一緒に校庭で雪かきをしている浦野くんの背中をじっと見つめていた。

「真由美、浦野くんのこと好きなの?」

 と急に背中越しに春日が言った。

「え!?」

 と驚いた顔をして真由美は後ろを振り返って春日の顔を見た。

「ど、どうして!?」

 と真由美は言った。

「だってさっきからずっと浦野くんのことばかり見てるんやもん」とふふっと笑って春日は言った。

「別に好きじゃないよ、ただ頑張っているな、って思って見てただけだよ」

 と顔を真っ赤にしながら真由美は言った。

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