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理不尽な邂逅

決して更新を忘れてウマ娘に没頭してたとかそういうんじゃありませんッ!!



「うーん、アイツ何が好きかな……」

スーパーに並べられた食材を眺めながら、お昼ごはんの献立を考える。

土曜日ということもあり、お昼時の店内は家族連れで賑わっていた。


今日は休日のはずなのだけど、アイツは半日授業があるとかでいま家にはいない。

そしてアイツがいないと、とっても暇でやることがない。まぁいたからといって会話するわけでもないんだけど……。

そんなわけであたしは、たまには、たんなる暇つぶしだけど(⇦コレ重要!)——アイツに手料理を振舞ってやろうとかんがえたのだ。


「って張り切ったは良いけど……」

はぁ、と思わず深いため息が出てしまう。

正直言って何を作ればいいのか分からない!!

アイツに手料理を振る舞っているのは月曜日、水曜日、木曜日の3人らしい。


月曜日と木曜日は一貫して毎週料理を作ってる。あの2人の腕にはかないそうもない。


水曜日は最近料理を始めたみたい。アイツに変なの食べさせてなきゃ良いけど。ほんと最近の水曜日は生意気だ。アイツにひっ付いては「お兄様」ばっかり。その上夏祭りにも一緒に行くっていうんだからユルセナイ。そろそろコロしチゃおうカナァ……?


って!!なんでアタシこんなこと考えてるんだよ!!??

……最近なんかおかしい。時折自分の行動を意思に反して捻じ曲げられているような……そんな感じがする。

アタシ、こんなキャラじゃなかったよな?

というか、アレ?そもそもアタシなんでアイツに昼ご飯を作ってやろうと思ったんだっけ……?

いやいやそれは単なる暇つぶしで……


……アイツって誰のことだっけ?


「あーもう壊れちゃったよ」


頭に声が響いた。それと同時にアタシの視界は真っ暗になった。


✳︎


「あれ、トシくん!!」

「本当だトシくんだ!えースーパーで会うなんて奇遇だねー!」

「やぁどうも、君たちは上の階のゲーセン目当て?」

「うん……ってトシくん、その抱えてる子誰?」

「ん?……あぁ、この子そこで倒れてたんだ。ごめん、この子を病院に連れてかないといけないからもう行くよ」

「そっか、遊びたかったけど仕方ないね」

「ね。じゃあねトシくん」

「うん、また」


✳︎


僕が参考書を買って家に帰ってきた時、土曜日は家にいなかった。

どうしたんだろう?土曜日も何か買いに行ったのかな?

この時は大した心配もしていなかった。


……でも。


何時になっても土曜日は帰ってこなかった。

その日、土曜日が終わっても。



「更新遅いしシリアス展開ってどうなっとんのじゃ!というか我の出番は!?」


月曜日まで待ってくださいね?!

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