買いに行こう、剣道用品を!
校門前に行くとすでに伊勢さんとクロ改め隼士がいた。隼士に昨日の帰り「クロってのは某芸人さんを思い浮かべてしまうからやめてくれ」と言われた。そんな嫌だったのか...。
「おはよう。二人とも早いね。」
「俺は10分前行動を心がけてるからね。」
「私は、早く起きたからよ。」
「で、先生は?」
「車で来るとは言ってたけどね。ていうか、秋月武道具店だっけ?それどこにあんの?」
「宇田川町の近くだよ。」
「へえ、そっちのほうか。」
「おーい。晴ちゃん、祐っちゃん、隼ちゃん!乗りたまえ!」
「あ、先生。おはようございます。」
「おう、早く乗った乗った。」
秋月武道具店についたぁぁぁぁぁぁぁ!竹刀、新調できる!
「いらっしゃいませー。」
「すみません。秋月中学校の剣道部なんですけど、剣道用品一式を買いたいんですが...」
「はい。かしこまりました。何セット必要でしょうか?」
「自分以外の3セットで。」
「かしこまりました。ではまず、道着、袴からですね。こちらの表から自分に合う静を選んでください。」
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「次は竹刀なんですが、男性はこちらから、女性はこちらからお選びください。」
「大門寺君、なんで女子と男子で竹刀は違うの?」
「重さとかが違うんだよ。女子用より男子用のほうが重いんだよね。」
「さすがもんちゃん、ベテランだねぇ。」
みんな、しっかりと選んでいましたよー!
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「ありがとうございましたー。またのご来店をお待ちしておりますー。」
買い終わってしまった。竹刀と鍔、竹刀袋、そして竹刀の手入れ道具はお持ち帰りで、それ以外は後日お届けらしい。
「買い終わったー。みんな、どうしたい?昼食でも取る?」
「腹も減ってますし何か食いたいですね。」
「どこにする?マックドナルド?マスタードーナツ?角亀製麺?」
「俺、角亀で。」
「そこはマックドだよ、もんちゃん。」
「いやいや、違うでしょ、マスドよ、黒川君。」
「じゃあここは恨みっこなしのじゃんけんで。」
「「「じゃぁんけぇん、ポン!」」」
結果はあいこ。
「「「あいこでぇ、しょっ!」」」
「「「あいこでぇ、しょっ!」」」
「...おーい、そんなんに続くんだったら僕が決めるよー。」
「「「あいこでぇ、しょっ!」」」
「...」
「「「あいこでぇ、しょっ!」」」
「よし、ジェイフルーにしよう。」
「わかりましたぁ。角亀諦めますー」
「マックド諦めまーす」
「マスド諦めまーすー」
「よし決まりっと。」
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ジェイフルー秋月店についた。俺と隼士はステーキ+ハンバーグを、秋先生はハンバーグ×2を、伊勢さんはハンバーグを頼んだ。
ちなみに席順はこうだ。
壁壁壁壁壁壁壁壁壁壁壁壁壁壁壁壁壁 ド
通 秋先生 隼士 壁 通 リ
路 テーブルテーブル壁テーブルテーブル 路 ン
通 テーブルテーブル壁テーブルテーブル 通 ク
路 伊勢さん 俺 壁 路 バ
壁壁壁壁壁壁壁壁壁壁壁壁壁壁壁壁壁 |
通路 通路 通路 通路
食ってしゃべて飲んで遊んで話してを繰り返した。
「「「今日は、ありがとうございました。」」」
「次は、学校だな。部活も頑張ろう。」
「「「はい。」」」
先生が帰ったので帰ろう。というわけで帰ります。隼士は買うものがあるらしく別れた。
「ねえ、大門寺君。」
「ん?なに?」
「晴君って呼んでいい?」
「いいよいいよ、いいですとも。」
「じゃあ、晴君、私のこと祐実でってよんでくれない?」
ん?ハードルが高い要求だ。ネズミが1メートルの網を見た時のような驚き具合だよ。てか、なんでこうなったの?なにがあった?
「じゃあ、隼人も名前で呼んであげたら?」
「え...いやだ。」
うわぁ、ドンマイ隼士。きっぱり言ったよ。あからさまにいやそう。
「...あぁぁぁぁ!わかった!名前で呼ぶ!」
「じゃあ、どうぞ♡」
マジでハードル高ぇ。なんか語尾にハートが見えたような気がするけど...まあいっか。
「祐実さん。」
「さんはダーメ。」
「えぇぇ、じゃあ、祐実様。」
「まじめにやってよ!」
「ハイハイ、えー、ゆ、祐実。」
「はい、よくできました♡」
何があるんだ?伊勢さんが考えてることがよくわからん。しかも秋先生とか隼士がいるときとはしゃべり方が違う。そっちが本当なのか?
気になったが早く夕食をとりたいので家に帰った。