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給食じゃない!カフェテリアだぁぁぁぁぁぁ!

特能書かなくてすみません。たぶん!来週書くと思います。たぶん!

新しい朝が来た!...来た?というわけで今教室でゲーム三昧です。

なぜ、ゲームかって?それはこの学校の校則で【携帯、スマートフォン所持者は必ず持ってくること。】と明記されてるからだ。


ガラァ


「ん?おはよう。」

「あら、大門寺君、おはよう。携帯持ってきたわよねって...ゲームしてるのね...」

「伊勢さんかぁ、よかったぁ。」

「よかったってどうしたのよ?」

「昨日まともに話したのがこのクラスじゃ伊勢さんだけだったからね。他の人が来たらどうしようかってね。」

「そういうことね。まあいいわ、LINE交換しましょう。」

「ああ、いいよ。クラスの連絡用に使うの?」

(やった!) (OKもらった!) (うれしーーーー!)え、ええ、そうよ!」

「うぉう、びっくりしたぁ。いきなり大きな声で反応したけどどうしたの?」

「な、なんでもないわ!」

「それならいいけど...」


伊勢さんとの会話を終わらせ席に着く。もうすでにクラス全員来ていた。


キ~ンコ~ンカ~ンコ~ンキ~ンコ~ンカ~ンコ~ン


ガラァ


「ほ~い、お前ら~席着け~。はい、あいさ~つ」

「きりーつ、礼、着席」


☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★

キ~ンコ~ンカ~ンコ~ンキ~ンコ~ンカ~ンコ~ン


 やっと午前中の授業終わった~。

楽しい楽しい給食の時間を楽しみにしているんだが...。みんな自由すぎない!?廊下に出てる人もいるぞ...なぜだ...


「その疑問!私が解決するわ!」

「...お、おう。」


 伊勢さぁん大げさだー、大げさすぎるよー!周りみんな見てるカラー!


「給食の時間なるものがあると思ったのよね?」

「そらぁ、思うでしょ。前の学校は給食だったんだもの。」

「この学校はそもそも給食がないのよ。つまり...」

「ああ、高校と似てるって言ってたなぁ。じゃ、給食がないってことは...」

「そう、弁当持参かカフェテリアよ。」

「はぁ、カフェテリアねぇ~。行ってみたいなぁ~、というか弁当ねーし。」


 カフェテリアとは、珍しいこと。うまいのかな?


「あら、それなら一緒に食べない?私もカフェテリアで食事する予定だったの。」


 予定だったの。って、真っ先に俺んとこ来なかったか...


「ほかの友達と食べなくていいのか?さっきも声かけようとしてたけどすぐ俺のとこ来たから諦めてた子いたぞ。しかも、周りの男どもの視線が痛い、鋭い、まじ勘弁。」


 黒川によると、今俺としゃべってる伊勢さんは秋月中学校第1学年美少女ランキング第1位(秋月組(あきつきぐみ)調べ)らしい。全学年合わせてみても、上位に君臨しているらしく...転校生の我が行ったらやばそうなのである。この集団やばそっ。


「そんなの気にしないで。気にしてると大変よ。いいから行きましょう。」

(はぁ、) (目線が痛いんだけど) (なぁ。)わかった。行こうか。」


 この後、男子どもの、鋭く痛い目線をもらいながら食べました。もちろん、上級生にもです!それに時々、「爆ぜろ!」とか「呪ってやるぅ」とか聞こえたような気がした。殺気込みで...。どんだけ飢えたんだよ...。


☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★

 午後の授業が終わり、さあ、帰宅だ!と思って帰り支度をしてたら黒川に声かけられた。


「どう?もんちゃん?校内トップレベルの可愛さの伊勢さんとの会話、食事、その他諸々。」


 俺はなぜか、『大門寺』の『門』をとって、黒川に『もんちゃん』と呼ばれてる。あの意地汚い芸人の芸名の『ク〇〇ゃん』って呼んでやろうか。


「男子の目線がうざい。痛い。どうにかしてほしい。」

「これはこれは、二日目から、鋭いところを。秋月組はどうしようもないよ。大体が手におえない変態と欲深いやつらだから。」

「クロよ、その顔でそんなこと言うな。黒いオーラでとったら、近くのやつちびるぞ...。」

「クロって...。そうだ!もんちゃん、部活入るの?」

「そりゃ、入りたいね。クロは何部なんだ?」

「俺は、なんも入っとらんよ。帰宅部だよ。まあ、俺も入りたいんだけどねぇ。」


帰宅部だったのか...サッカー部っぽいのに。


「じゃ、入ろうぜ。俺、目をつけてる部活あるから。」

「わかったよ。もんちゃんと一緒になら頑張れそうだよ。で、何部なんだい?」

「もちろん、剣道部っしょ!」

「剣道部?うーんと、確かなかったはずだけど...」

「嘘ぉ!ここで、全国目指そうって思ってたんだけどなぁ。」

「じゃあ、作ればいいんじゃない?」

「そうかぁ、作らねばならぬかぁ...って、ん?ああ、伊勢さんか。」

「でも、黒川君と大門寺君だけで作るの?部活作るのにも最低3人必要よ。」

「じゃ、伊勢さんも一緒にやろうよ。てか、俺、初心者だけど、もんちゃんと伊勢さん経験ある?」

「俺は経験ありだ!」

「私はないわよ。でも、初心者と経験者の比率が2:1って大丈夫なの?」

「大丈夫。そこは俺が手取り足取り教えるさ。」

「そりゃ頼もしいね。そしたら先生に言いに行こう。」

「その前に、部長、副部長を決めたほうがいいんじゃない?当然だけど、大門寺君が部長よ。経験があるんだから。」

「じゃ、副部長は?できれば、俺のサポートとか、部員が増えた時の統率をとってほしいんだけど。」


これは大事だ!俺はしっかりした副部長を求める!ただ、クロも伊勢さんもしっかりしてんだよなぁ。


「そのくらいの条件満たしてるのは伊勢さんじゃない?」

「えっ!私!黒川君やってよ!」

「いやいや、伊勢さん、委員長じゃん。だからさ。」


 あ、そういえば伊勢さん委員長だった。じゃ伊勢さんだね!


「そうだな、伊勢さん委員長なんだし、やってくれない?」

「わかったわよ、そこまで言うなら...。」

「OKもらった!そしたら、部長さん、書いて持っていこう!」

「よし、行こうか。」


剣道部を作る許可をもらいにいくぞぉっ!

用語解説

秋月組・・・秋月中学校のほとんどの男子が加入してる謎の団体。各学年に幹部が4人ずついて現・組長は3年1組黒羽 基次(くろば もとつぐ)である。ちなみに加入してない男子は、3年10人、2年2人、1年6人である。

_________________________________


 創部した場合、部員等々の情報はあとがきに載せます。黒川君は秋月組に所属していませんよ。

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