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かんてらOverWorld  作者: 伊藤大二郎
既に一年経過! カンテラの人となりに触れる編
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3月26日 草原の国 城の中庭  女の子へのプレゼントについて考える


 おそらく平成26年3月26日

 剣暦××年2月26日


 場所 草原の国 城の中庭



 レンちゃんの誕生日が近い。こっちの世界では、誕生日にどんなものをプレセントしたら喜ぶのか、ジンさんに相談する。

「男には勲章 女には花を送っておけば、大抵喜ぶ」

 ……なるほど。


 花……。

 そこら辺を歩いていたメイドさんに花を手に入れる方法を尋ねるが、城の中にある花は王女の花壇くらいのものらしい。


 ……さすがの僕も、他の女性へのプレセントを姫に無心するほど鈍感ではない。

 どうするかと悩んでいたところ、昼過ぎに、山人の国から、ドワーフの軍団が到着した。

 麗人エルフ山人ドワーフが共同戦線を敷いた竜山脈戦争で、資金援助を行った草原の国に礼の品を届けに来たということだ。

 パーティもするらしいが、残念ながら、僕は出席できない。だって、呼ばれてないし、関係ないから。


 レミィちゃんは到着していない。

 代わりに、軍団にまぎれて城下に入り込んだ、行商人の猫頭人のタマちゃんを見つける。さっそく花が手に入らないか、打診。

 レンちゃんは確か、青い花が好きだったと思うのだけれど。



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