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かんてらOverWorld  作者: 伊藤大二郎
目指せ退位! オーバーフラッグ王カンテラ編
296/363

7月1日 紋の国 無一文なのに気付く

 おそらく平成27年7月1日

 剣暦×○年6月1日


 紋の国オーバーフラッグ

 横一文字街道第10宿場町の宿屋の裏の納屋



 無一文であることが発覚した。

 オーバーフラッグを旅立つ前にお世話になった人にお礼の品を贈りまくってきたのだが、おかげで僕の財布は空である。

 ジンさんはジンさんで、今までの旅は、基本的に旅費は僕が支給して(というか、預かってもらって)やりくりしていたので、持っていない。

 ウルケさんはウルケさんで、お金を持っていないらしい。


 ……今日は野宿。と思ったら親切な宿屋のおじさんが裏に泊めてくれた。

 お礼をしたかったが、『礼できる余裕のある時でいい』的なことを言われる。うう、またありがとうをいいにここに来なければならない。


 さて、明日からどうやって旅をしよう。

 オーバーフラッグ横一文字街道からグラスフィールド王都までの主要道は異常なくらい治安がいいから野宿したっていいし、そこらへんに生えてる草だのきのこだのでも、食べられるものは知っている(おもにジンさんが)

 お金がないけれど、ナイフだの、塩の塊だの、地図だの、水筒だの、必要な道具は一式ある(ウルケさんが準備してくれていた)

 

 でもなあ、国境超える時に出国許可証に印もらうのに、お金いるんだよなあ。



 

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