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かんてらOverWorld  作者: 伊藤大二郎
紛失秘宝ミキテルを探せ! フロッグワード冒険編
254/363

4月2日 エルフの国 2月25日まで通っていたルートを逆向きに進む 不安しかない。


 おそらく平成27年4月2日

 剣暦×○年3月2日


 エルフの国フロッグワード

 関門街ハヤの宿屋

 早朝、出発の前に記録 


 二か月前の日記を読み返していたら、海エルフの漁村から王都まで半月かけて旅をしていた。

 これを逆に漁村まで行くということは

 関門街ハヤを出発して、登ると絶対風邪を引く氷室山を越えて、エルフ語で【確実に殺しに来る】という意味のリーアタレスナレス平原を越えて、蟹の甲羅に乗って海の上を歩いて、海岸線を無駄に揺れる角ラクダに乗って一日以上走らねばならないということか。

 まだ、最後の七ヶ所の一か所目だというのに……。

 あと、一か月しかないのに、このペースで間に合うんだろうか。


 そんな心配をしていたら、ジンさんが不吉なことを言い出した。

「本気で案内する。多少ハードでも危険でもいいよな?」

 よくねーけど、多少のことは我慢しないとこの強行軍はこなせないかもしれない。

 さて、どんな旅になるのやら。


 

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