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かんてらOverWorld  作者: 伊藤大二郎
紛失秘宝ミキテルを探せ! フロッグワード冒険編
253/363

4月1日 エルフの国 王都を発つ 関門街ハヤに着く リオロック・エクスキューダーを味方に着ける。

 おそらく平成27年4月1日

 剣暦×○年3月1日

 

 エルフの国フロッグワード

 関門街ハヤの宿屋



 朝、王都オトヤを出立。

 ジンさんが案内人。レンちゃんが護衛。

 タマちゃんには留守を頼む。

 出発しようとすると、左腕が不自由な長髪の人間の男が待ち伏せしていた。 

 リオロック・エクスキューダーである。

 こいつ、今まで姿を見せないと思ったら。

 彼は草原の国のリオロック王子 (同名な上に顔を似ている)からの依頼で『カンテラが草国に不利益を被る行動を取らないか監視』をしに来ている。

『だから、ついて行くわ』

 とか言い出した。面倒な。何が面倒って、こいつ本当に世界で上から数えるくらいに強いから、僕はもちろんのことレンちゃんでも歯が立たない。彼が付いて来ると言えば、ついて来させるしかない。

 こういう奴には、こういう奴の御し方がある。


 偽らないことだ。

 そういうわけでリオロックに状況を説明して、僕に協力することこそが草国の

ためになると言うと、納得してくれた。

 えらいあっさり納得してくれたあ、僕がごまかすために嘘ついてるとか思わないのだろうか。つい、訊いてみると

『お前はそういう自分のための嘘つかない奴だから。それにただお前の邪魔をしても依頼主のためにならないことくらい俺にだってわかる』

 なんでそんなに評価してくれてるんだろうか。

『だから、世界最強トーナメントを開催した暁には、俺と戦ってもらうからな』

 ああ、そういうことか。ここでリオロックが僕に協力する代わりに、僕もリオロックとの勝負は約束するように言外に言ってきている。

 ……いざとなったら、腕相撲で勘弁してもらおう。



 現在の動向


①僕チーム

 王都を出発し黒王馬車で関門街ハヤに到着。


②リオロック・エクスキューダー

 北東神殿に向かって出発。その神殿のどこかにあるはずのあるものを探してきてもらう。

 おそらく、その神殿には、その時代ごとの当代国王と当代神官が古式ルールで打ったエルフ将棋の棋譜か何かが奉納されているはずだ。

 それが秘宝ミキテルである可能性もある。

 それを、神官の血筋であると思われるジャクチュウ婆に確認し、もしそうであるならば、ニオ姫とジャクチュウ婆に古式ルールエルフ将棋を打ってもらう。

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