表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
かんてらOverWorld  作者: 伊藤大二郎
エルフロードを越えて! フロッグワード入国編
230/363

3月9日 エルフの国 明日ニオ王子はグイ将軍に告白する。


 おそらく平成27年3月9日

 剣暦×○年2月9日


 エルフの国フロッグワード

 王都オトヤ



 3日かかって、ニオ王子(一応公式の立場でそうである以上、そう記述することにした)から言質を取れた。

 ニオ殿下は、グイ・シーマンズ・エクスキューダーのことが好きだとのこと。

 色々言い訳したり、これまでの付き合いなどを語っていたが、書いてたら疲れるので割愛。


 そして、グイ将軍からは、【俺はニオ様と生きる。一生を一緒に過ごす】という言葉をゲット。剣祖共通語でなく、カクさんを通訳にして、わざわざエルフ語のニュアンスで言わせた。【お仕えする】でも【見守る】でもない。挑発して誘導したら、騎士の中の騎士はほいほい口にした。本当は【愛してる】くらい言わせたかったけれど、グイ将軍はニオ殿下を小さいけれど勇気のある男の子としか思っていないから、無理と判断。

 

 明日、ニオ殿下は自分が女であることをグイ将軍にばらすと決めた。


 まだ早いと止めたのだけれど、本人がそう決めては、僕には止められない。

 エルフらしくない強面で、そんな自分の容姿に少し自信のない勇者が、どんな反応するのか、僕の方が少し緊張する。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ