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たとえば君と恋に落ちて

作者: 愛心。

たとえば君と語り合って

たとえば君と話し合って

たとえば君と勇気を持って

たとえば君と励ましあって

たとえば君と…


里緒リオ―」

「ん?」

君は私と語り合う

「ちょっと今日さ…」

「仕方ないなー…いいよ」

君は私と話し合う

「頑張りなって~。応援してるよー」

「がんばってるけどさあ…」

君は私と勇気を持つ

「ありがとう里緒。里緒は俺の大切な親友だよ」

「当たり前じゃん!そうだ…こんどこそは私の恋愛話も聞いてよね?」

「そんな事言いながら話してくれないよなー里緒」

「あんたが話しまくってるからでしょ!話す隙がないのよ…」

君は私と励ましあう。


「里緒!聞いてくれよ!俺付き合えることになった!里緒に1番に報告しに来た!」


屈託のない笑顔で笑うあなたは

「そ、っか。」


わたしの気持ちなんて知らなくて


「里緒のおかげだよ…本当にありがとう」


こみ上げてくる涙を飲み込みながら


「よかったね!じゃあこれからは私ともあんま関わらないようにしないとねー」


強がる私に気づきもせず


「なんで?里緒は大事な友達だし彼女に紹介もするよ?」


また

笑う。


「…ありがとー!彼女に勘違いされないようにね!」

…がんばれ私。がんばれ。がんばれ。泣くな。泣いちゃダメだ。


「ほらほら!彼女のとこに行きな!待ってるよ!」

「ちょ、押すなって!」


顔が見られないように背中を押して教室から彼を出す。

「じゃあまた明日ね!お幸せに!」

「おう!」


廊下を駆ける足音が遠ざかる。


彼がいなくなって

私1人だけ。

キラキラと夕日が差し込む教室に、一人静かに小雨を降らせる。


私って、どうしてこうなんだろう。

いつでも、あきらめ準備Okだったハズなのに。

頬に滴が伝って、もう止められない。

「里緒!やっぱり今日は里緒の話聞くよ!俺、お返ししないと………里緒?」

何故、足音に気づけなかったんだ私は。

「…なに」

いつもタイミングが悪い君は。そんな君にますます恋に堕ちていく私は。

「どうして…泣いて…」

「あんたが…冬馬トウマが悪いんでしょ!?」

「里緒…?」

もう知らない。

私の気持ちも、冬馬の気持ちも。

真緒マオなんて私と似た名前の彼女の気持ちも。

隠すのはやめた。知らない知らない知らない


「私はずっと…冬馬が好きだったの!大好きだったの!だから…高井さんとの恋愛相談も聞いたの…!毎日毎日…冬馬と話す口実だったの!…ほら……はい、おしまい。私の恋愛相談おしまい!」

やっぱりなにも知らない顔をしている。

こうなるのは、分かってた。

「里緒…俺……気づかなくて…ごめ…」


「……全部、嘘だけど…騙されてバカなの?」

涙は塩辛くて、ツラくて、悲しかった。

「ねえ、冬馬。今度は私の話も聞いてよね。」

私の、強がりを。


たとえば君と語り合って

たとえば君と話し合って

たとえば君と勇気を持って

たとえば君と励ましあって

たとえば君と…


君は私と語り合う

君は私と話し合う

君は私と勇気を持つ

君は私と励ましあう

君は私と恋に落ちない

君は私のイチバンノシンユウ。


失恋系でしたね。←

わたしこういう女の子の話が好きなんです。←


強がってる感じが、萌えませんk?

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― 新着の感想 ―
[一言] ごめん、泣きそう。
2013/10/29 06:33 退会済み
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