1話 「全ての始まり」
どうも。最近また小説を描くのにハマっている人です。
どうぞよろしく。
僕は君に、透明な恋をした。
僕は何の変哲もない中学二年生の「山田」だ。
僕は毎日代わり映えのない日常を送っていた。
毎日同じ授業を受け同じ仲間と遊び同じことで怒られる。
本当に変わり映えがなくて自分でも笑ってしまうくらいだ。
ただ、君に巡り合えた。それが奇跡だ。
君は少し前転校してきた。
その時から気になっていたんだ。君のこと。
君の純粋な笑顔を見るたび胸が痛むような気がして、毎夜君のことを考える。
ほんと僕って頭が悪いんだ。君に今から告白しようだなんて。
告白なんてどうせ本気で受け止めてくれないだろうと昨日徹夜で考えたラブレターを破って、泣いた。
僕は何でこんなに人のことを信じられないのだろう。そうだ。
僕は仲間に裏切られた。
僕は幼稚園の頃、親友に裏切られた。
毎日一緒に遊んで暮らしていたんだ。
「死ぬときはずっと一緒だよ」そんな風に言い合っていたのに、
死んだ。
トラックにはねられて死んだ。即死だった。
僕の目の前で散っていったんだ。
尊い命が。
そこから人のことが信じられなくなった。あいつは何も悪くないのに。
きっと僕は一生君には近づけないのだろう。
その方が気も楽だ。
どうでしょう?結構うまいんじゃないすか?よければこれからもご愛読ください!