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鳥籠の鳥達  作者: キレショー&露
11/13

第十話

「貴方」

「ん?なんや、新人ちゃんやんか。どないしたん?」

「話があるの」


「へ~!あんたらそないな事考えとったんかい!」

「ええ。それで、協力してもらえるかしら?」

「もちろんや!うちからみんなにも言うとくわ!」

「ありがとう」

「ん~ん。こっちの方こそやで!うちらもどないしょーか悩んどったんや。そっちにはええブレインがおるみたいやな」

「ふふっ……そうね」

「ん?なーんや嬉しそうやな……。もしかしてそいつあんたの男かいな」

「何でわかったの?」

「ははっ!てきとー言うたら当たってもた!」

「……」



「おかえり。首尾はどうだった?」

リョウは帰って来たレイに聞いた。

「バッチリよ」

「みんなもそうみたいだよ。優秀で結構」

「……」

「何でちょっと顔が赤いの?」

「貴方が私の恋人だって向こうの仲間内中に言いふらされたからよ」

「はぁ?」


「あはははは!それでバレて言いふらされたの?」

「そんなに笑わなくても」

「はぁ~、可笑し……」

リョウは笑い過ぎて出た涙を指で拭った。

「もういいじゃん、事実なんだから言わせとけば」

「そうね」

「えっ、良いんだ?」

「リョウがいいって言ったんでしょう」

「はぁ~……全く君は……。調子狂うな……」

「?」

「んんっ!さて、来(きた)る決戦の日は一週間後だ。わかってるね」

「ええ」

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