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第43話 安泰な樹海

 この戦いを生き抜いて帰るんだ・・・。

 こんな所で死ねない。

 まだやりたい事がいっぱいあるのに・・こんな所で終われない!


 俺は回復魔法を掛けながら自分に希望の芽を持たせている。

「俺は死なない。絶対に生きる。」という強い目的を心に刻んで、


 今も血みどろに鮮血が滲み出ている横っ腹を強めに抑え、圧迫しながら回復魔法を掛けている最中だ。

 しかし流血が止まる事は無く、寧ろ勢いが増したように思える。

 吐血はしないモノの十分重傷だ。

 鋭い痛みが全身の神経に強く主張してくる。


「くっっっっっっっっっ!!!」


 そして暫くすると、全身が微かに寒さを覚え始めた。

 さっきまで四肢を動かしては身体に掛かる運動エネルギーが体温を徐々に上げていたのにも関わらず、冷たい感覚が俺の全身を隈無く巡る。


 一体何なのだろうか?

 俺の身体に何が起きているのか、

 剣で斬られた時から痛みと同時に頭が混乱していてなにが何だか分からない。

 今までも傷自体は負ってきたモノのここまでの怪我を負ったことは前世を含めて一度たりとも無い。


 いや、あった。

 一度だけあった。

 それは前世としての生が死んだとき、

 あの時も良く分からない内に死んでしまった。

 同じ光景を俺は今再度体験している。

 頭ではなく今度は腹だ。

 不幸である。

 ファンタジーの世界に転生してきて、俺も第二の人生を二次元の中の主人公みたいに活躍できると思っていた。

 楽しく人生を謳歌できると思っていた。

 だが違った。


 転生しても前世と同じようにリアルにいる。

 決して覆ることの無い本物の世界であると、


 でもまだ死ねない。

 俺は生きなきゃ、

 孤児院の皆が悲しむ。

 まだ何も成してないのに、


 そんな風に頭で考え、赤い鮮血がスルスルと地面を這うように流れて行く瞬間を横目で確認しながら思う。

 そこから約5分後、


 その間にもルーファスとネイバーの一騎打ちは始まっている。


 俺も回復魔法を使って傷を継続的に癒している。

 すると奇跡的に傷が治って行く感覚が全身に伝わる。

 彼女の能力範囲内に居る影響で傷の癒しが衰えていってるが、痛みが引いて行くのは事実。

 時間が経てば雀の涙程度だが回復し、千切れた筋繊維は徐々に元通りになって行った。

 流血する勢いも収まって来た。

 しかしまだ戦えない。

 もうちょっと時間を掛ける必要がある。


「よし・・・治る・・・痛むが・・大丈夫だ。

 本来あの女に・・・・使ってやる魔力を・・己に消費して能力を・・・行使する為の魔力があと1回分・・しか残ってないが、決め所を間違わなければ・・・大丈夫・・大丈夫。」


 デカい根に背中を預け、ぼんやりとした視界の中で意識を落とさない様に簡単な動きで脳を働かせる。

 意識を失ったらそれこそゲームオーバー。

 隙あらばネイバーが俺を殺そうと確実に近づいてくる事だろう。

 だからこそ、意識を保ちながら傷の回復に専念している。


 ルーファスにその分無理をさせてしまうがきっと大丈夫だろう。

 ルーファスは強い。

 今も戦ってくれている。

 ネイバーなんかに後れは取らない。

 彼女の能力の所為で俺もルーファスも力が落ちてきている要因はあるが、倒せない程ではない。

 諦めなければ自ずと勝利の道を掴むことが出来る。


 俺は、自分が回復した後の事を考えながら両者が発動した魔法の中で、鳴り響いて衝突し合う激しい戦闘音を聞きながら朧げな意識の中で遠くを見つめる。


 一方、俺が剣で斬りつけられたという結果を知ったルーファスは、怒りの灯火を静かに心で燃やしながらネイバーの相手をする。

 もはやコソコソと遠距離から矢を撃つことを止めている。

 躍起(やっき)になったか?


「(エマがやられた。だが見た所息はあるし、自身に回復魔法を掛けて生きながら得てる・・・・だけど許すわけには行かない。同胞を傷つけ、里を燃やして蹂躙し、あまつさえ俺の友人を殺めようとしたこと、断固として許すわけには行かない!!)」


 俺が生きているという結果で何とか怒りを抑制し、ルーファスの最大の宿敵であるとも言える敵を目の前に、魔力を全開にして本気の目付きになる!!

 多くの同胞たちの仇である。


「覚悟しろ!!」


「また覚悟か・・・そう言ってあのエルフは私に負けたがな!」


 両者の魔法が衝突して白い光を放つ。

 その中からルーファスは【稲光・蛇畏槌】を繰り出す。

 蛇を模倣した雷の魔法だ。

 だが威力は衰え切っている。

 とてもじゃないが威力があるようには見えない。


「効いて来てるね。」


 対してネイバーもその攻撃に反応して、剣で【稲光・蛇畏槌】を斬り、根を躱しては踏み台にし、一息に飛び込んで来た!


「早々に決着にしてやるよ!」


「ぬかせ!」


 斬りかかるネイバー、後方へと下がりながら弓矢を放つルーファス。

 この状況で不利なのはルーファスだ。

 言うまでも無く懐に潜り込ませてしまったらルーファスが負けるのは確定的。

 この場面でルーファスが勝つ為には距離を取り遠距離で仕留める必要があったのだが、ルーファスは自らその有利を手放してノコノコと近寄ってきた。


 正直言って馬鹿である。

 アドバンテージを棒に振ることになったのだから、

 しかし、ルーファスには考えがあった。

 そう簡単にやられはしない。


 俺は黙ってその光景を見守る。


「そこ!」


「!?」


 ルーファスが蠢く根を巧みに使い、ネイバーの足を捉えた。

 グルグル巻きに拘束したので自力では到底解除不可である。

 その隙をついてルーファスは弓矢を放つ。


白風の翔貫鏃(エア・アクファ)


 白い風を纏った弓矢が脳天を撃ち抜く軌道でネイバーに迫る!


「無駄!【炎熱帯化・満膨張紅気(ホラグラム)】」


 しかしネイバーは、自身を超高温の炎で包み込み、拘束を焼き切ると同時に飛んでくる【白風の翔貫鏃(エア・アクファ)】を燃やして無効化した。

 それからも信じられない程の熱が辺りを支配して獄炎の炎熱自然地帯へと変わり、燃える樹々が多発した。


「今更そんなしょうもない抵抗をしたところで俺には勝てん。信念さえ強くあれば勝利は掴める!!」


 ルーファスはここに来て勝負を決める為にエルフ秘伝魔法を使う。

 正真正銘全力全開の最後の魔法だ。


「この魔力は・・・そうはさせない!勝つのは私だ!!」


 ルーファスから感知した膨大な魔力を使う魔法を止めに入るネイバー。

 流石に撃たせると命が幾つあっても足りない事を地肌で感じ取ったのだろう。


「刮目せよ!」


 ルーファスは詠唱を開始した。


「集え集えよ逆向きに、風は風精霊(シルフ)、偉大なる我が守り神。どうか我に力をお貸しください。緑の疾風は何者をも吹き飛ばす大いなる天風、」


 だがさすがにネイバー側からしたらそんな強力な魔法など撃たせるわけには行かなく、スピード重視の魔法を放ち、妨害してくる。


「貫け、【太極剣・焔】」


 ネイバーは炎纏う剣を振るって燃える樹々の中、三日月の斬撃を複数飛ばしてルーファスを狙う。

 だがそんな魔法を防ぐ者がいた。


【水弾】!!


 水の弾丸が炎の斬撃の軌道を僅かにズラした。


「そう簡単に事が運ぶと思ったら大間違いだ。怪我は負っているモノの妨害する事だけは出来る。」


「貴様!」


 軌道を逸らしたのは勿論俺だ。

 ギリギリのところで視界が安定してサポートが出来る位には治った。


 だけどさすがに威力が激減してる。

 普通威力の【水弾】を放ったならば簡単に掻き消すことが出来るんだけど、

 流石にこれ以上を望むのは無理だ。

 今は軌道を逸らすだけで精一杯。


 俺は3分程続いた攻防戦の中で、常に回復魔法を傷口に当てて治癒していた。

 なので痛みやピリッとした感覚は残るが、十分にこの状況を打破する程に役立てる所まで来た。


 最初斬られた時はどうなる事かと思ったが、やっぱり人間諦めが悪いと良い事の一つや二つ起るものだな。

 神様はどうやら俺を見捨てる事はしなかったらしい。


「さぁ~てと、散々苦しんだんだ。

 お前にはお仕置きが必要な時間であるな。

 ここからは俺がルーファスの支援役として活躍し、お前は秘伝魔法とやらをまともに受け入れやがれ!」


「生意気な小僧が、」


 ネイバーは正面を見て再び攻撃魔法を放つが、俺に幾度となく狙いを逸らされる。

 どんな属性だろうと攻撃だろうと、俺が今会得している魔法の知識と短い経験を合わせた全力の阻害。

 ネイバーはそれだけで苦しみの表情をする。


「(今から剣であの小僧を斬ってやりたいところだが、生憎と目の前のエルフに魔法を放たせるわけには行かない。)」


 ネイバーは標的を変えない。

 今度は近接攻撃で仕留めに掛かる。


「(奴は今詠唱中。強力な魔法を放つためにはそれなりの時間と猶予が必要だ。つまりは私のスピードならば殺しきれる!)」


 しかしそうは問屋が許さない。


【水弾】!


「うっ!小僧!」


 ネイバーの進行方向に俺が【水弾】を放ち、勢いを殺した。

 また更に彼女の時間を無駄にすることが出来た。


 秘伝魔法を撃つまでの間、足止めしなきゃな。

 一回経験した俺には分かるがルーファスの詠唱完了まで残り数秒って所だな、


 そして俺が稼いだ極短な時間はネイバーにとって命運を左右するターニングポイントでもあった。

 時が来たのだ。


 ネイバーは儚い理想と共に潰える事となる。


「【風精霊の(シルヴァ)一大烈神瓢風(ディアヘイネ)】!


 詠唱をし終わったルーファスが、逆向きの神なる大竜巻を複数引き起こし、ネイバーへと突っ込んで来る。


 そして俺もここぞという時に残していた能力を行使して仕留めに掛かる!

 黒い大鎌が現れては片手で掴む。

 そして力なき腕力で軽く振るう。

 最後の魔力だ。


「刈り取れ!【万物を刈り取る死神王(ヴェッサル・リーパー)】」


 ネイバーの今の立ち位置としては正面にルーファス。

 後方に俺。

 今の状況ならば彼女は方向転換する事も出来ない。


 つまり!


 俺とルーファスの全力全開の攻撃にネイバーは挟まれ、逃げることなど不可能な絶対の監獄へと収容された。

 今のネイバーはどういった心境に陥っているのだろうか?


「(クソクソクソクソクソ!もう逃げられない!この私が負けるのか?こんな小僧とエルフ如きに、それはならん!それはあってはならぬ事!

 私は此処であのエルフを殺し、後ろの小僧を殺して生き延びる!!)」


 必死に抗おうとしていた。

 目の前が真っ赤になり、もはや勝つ事と逃げる事しか頭にないネイバーは目的などそっちのけで躍起になっていた。

 剣の柄を握りしめ、歯を食いしばり、血眼になってルーファスを凝視する。

 瞳孔が縮こまっていてとても女性とは思えない程の強面になっていた。


「うおおおおおおおおおおおお!」


「「これで終わりだ!!!」」


 三者とも渾身の一撃を放つ。

 俺とルーファスはネイバーを、

 ネイバーはルーファスを殺そうと、


 果たして結果は、



 ー---------------



「空・・・何で私が空なんか見上げて・・・」


 ネイバーは仰向けに寝ていた。

 燃える樹々が綺羅星輝く夜天を仄かに照らし出す。

 そんな夜空の下でネイバーは、


「(生きてるってことは勝ったってことで良いのか?始末できたのか?・・・ふふふ、ふふふははははははは!やったぞ!ついにっ・・・・・なんだこれ!?)」


 ネイバーは途中で歓喜の声を制止した。

 何があったのだろうか?


「下半身が・・・私の下半身と右腕が、、、、な、なっ!!!」


 その姿は見るも残酷な程に千切れた部位。

 右腕が消失し、下半身も消失していた!?

 俺とルーファスの攻撃に挟まれたのだ。

 まともに当たりでもしたら体の部位が無くなっても仕方ないくらいの要素があった。

 その位の攻撃力があった。

 なにも不思議な事は無い。


 もう自力で歩くこともできない。


「なんで、くそっ!あのガキ共!ゆるさ・・・ごはっ、」ゴプッ


 吐血してまともに喋る事も出来なくなってきた。

 彼女の目には生気の目がまだ残ってる。がしかし、長くはもたないだろう。

 意識を手放した時が彼女の最後だ。


「ふん、やったくたばったか。我が同胞の苦しみと痛みが貴様にもよく分かったんじゃないか?私利私欲の為に里を襲い、過去には間接的に同胞たちをも殺した。

 これは許されざる大罪。

 死んで償うのが当然の理だ。

 さぁ、輪廻に帰るがいい。」


「・・・いい気になりやがって、、、、今に見てろよクソ共。私が死んだらきっと()()()()・・・きっと()()()が貴様らゴミ共を始末する!全ては()()()()()()()姿()()()()為に我々は!

 その為に世界中を回って()()()()()()()を!!!!」


「喋り過ぎだぞ。ネイバー・クイル。」スッ


「あっ、あなた様は・・・助けに来てっ、」


 ブシャッ!!


「「!?」」


 その時!

 ネイバー・クイルが俺達の目の前で弾けた。

 身体が爆散した!


 原因は、突如として出て来た正体不明の一人の男。

 ドス黒い漆黒のオーラで覆われていた。


 瞬間移動でもしたのだろうか?

 瞬きをしたらもうそこには痕跡も残さず消えていた。

 気配も消えて、魔力の残滓も消えていた。


「何が起きた?今のは誰なんだ・・・」


「わからない・・・・エマ、ここは危険だ。離れるぞ。」


「うん、分かったよルーファ・・す・・・。」ドサッ、


「エマ、エマ!!どうしたエマ!大丈夫か!!」


 俺は度重なる連戦で意識を飛ばして倒れ込んだ。

 筋肉を酷使過ぎた上に長期戦。

 腹に斬撃も貰った。

 小さい身体の俺には疲労や蓄積していくダメージには耐えられなかったらしい。


 朧げな視界でルーファスを映し、俺は重い瞼を閉じた。

 それから時が流れる・・・。





 ー--------------------------------







 朝。

 俺はベットで目が覚めた。


「ん~~~、ここは・・・」


 涼しい風が窓の外から俺を優しく吹かす。

 ポカポカと指す優しい日光が俺の全身を照らす。

 空気も美味しい朝の平和な香り。


「・・・・・・何処だ!?」


 俺はバサッ!と掛け布団ごと()い起きる。

 しかし、痛みが全身を一瞬で周り巡っては思わずベットに身を任す羽目になった。


「いたたたたたたたたたた!」ドサッ


 ここ何処だ?

 俺はあの後どうなった!?

 ネイバーの他に怪しい不審な人物が現れて、それから・・・駄目だ。

 思い出そうとするたびに頭痛がする。

 あの時の疲れが残ってるのか。

 安静にしなきゃな。


 それにしてもいい天気だな。

 こんな日は外に出て日向ぼっこでもしていたい気分だ。

 晴れ晴れとしている。


 温かい光を浴びながら朗らかな笑みを浮かべて、平和ボケした俺に優しく声を掛けてくれるエルフがいた。

 女性の声だ。

 一体誰だろうか?


「エマさん・・・起きたんですね!良かったです。()()()も目を覚まさなかったので心配しました!ホントに良かったです。」


 今にも泣きそうな顔で俺の安堵を確かめに来たのはケーラさんだ。


「ケーラさん!そっか、あの後無事だったんですね!っていうか俺三週間も寝てたの!?どんだけだよ俺。・・・何やかんやこれでエルフの樹海には一か月滞在してたんだな。」


「はい。長寿のエルフである私も、思えば懐かしい記憶です。ボロボロの満身創痍で私がルーファスさんから庇ってあげたんですよね。」


「確かにそんな事もあったかな。で、ケーラさん。俺は三週間眠ってたわけだけど、その間に何か進展とかあったのかな?カーチェさんの事とかワイバーン騒動の件についても何か、」


「はい、それはもうありました。まず、」


 ケーラさんは話してくれた。


 例のワイバーン騒動の後に、カーチェさんが万は超える同胞たちの前で謝罪をして罪を明言し、長をやめる事を宣言したこと、

 この事実を聞いて仰天した者も当然中には沢山いた。

 長をやめるという発言を聞き、納得する者も半数いた。

 カーチェは皆の期待や失望を一心に受け止め、冷めていく視線や心を感じ取りながら縮こまって行く。


 しかし、里が焼け崩れる姿の中でカーチェが皆の為に必死になって救おうとするその立派な姿を見た者もいた。

 そこでルーファスが発言したそうだ。


「どれだけ避難や怪訝な目で見られたとしてもこの里の長はカーチェにしか出来ない。」と、


 その言葉を聞き、一同初心に戻り考え直して、他と話し合う。

 そうした議論の末に行きついた答えが、引き続き長の座はカーチェが務めるという変わらぬ結果に、

 結局里の長はカーチェさんにしか務まらないと皆も思ったのだろう。


 ということで引き続き長はカーチェが担う事に、


 次に火災問題に関しては心配はいらない。

 確かに炎の影響が多方面、広範囲に広がってしまった事は周りの景色を見れば一目瞭然。

 真っ黒に焦げた跡が沢山ある。

 しかし、同胞たちの命に比べたら安いもの。

 長寿のエルフ達からすれば少しずつ緑化をしていくと宣言した。


 そして、里の復興作業は順調に進んでいる。

 家なんかはまた作ればいい。


 続いて、この戦で他界してしまったエルフ達の葬儀だ。

 この里に住む同胞たち全員で弔いの鎮魂歌(レクイエム)を歌い、魂を天に返し、再び輪廻の輪に従い次の生に幸あらんことを切に願う。


「と、そんな感じかしらね。」


「状況報告助かります。」


 俺は痛む体を無理矢理起こして外へ出る。

 その過程でケーラさんに止められはしたが、過度な運動をするわけではないと断り文句を言って外へ出させてもらった。


 すると、ケーラさんの報告通り里の復興作業が始まっていた。

 朝日の御膝元で働いてる。


「そっか、平和が戻ったんだよな。モンスターを倒して黒幕も倒した。いや、厳密には倒したとは言えないが、とにかくこの樹海と里に安泰な日々が戻った。今はそれを素直に喜ぼう。」


正直に言えば、今回で第三章へと繋げる切っ掛けを書きたかったのですが、無理でした。

ですが、次回は100%書けます。楽しみにしていてください。


エマは一体どんな土地に行くのか?


ここまで読んでくれてありがとうございます。

面白かった、続きが読みたいと思った人は評価をお願いします。


これからもよろしくお願いします。

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