表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
39/55

第38話 上級モンスター

 あれから2時間が経過した。

 着実にではあるが、戦いの中に身を置いている同胞たちの数は減らされている。

 30,000名いた出陣枠のエルフ達は今や25,000名くらいにまで減らされた。

 そして今も現在進行形で儚い灯火が消えていってる。

 知性がない分モンスターは止まる事を知らない。

 お構いなしに突っ込んで来る。

 そんな殺伐とした死闘繰り広げる世界の中で一際目立った戦闘音を出して戦っている者たちがいた。

 上級モンスターアラナイムと戦っているエルフ達だ。

 数多のエルフ達が四方八方から一斉にアラナイムへと攻撃を仕掛ける。

 しかし胸部に付いている四つの顔の口から放たれる攻撃をモロに受けて約400名のエルフ達がダウンする。


 そこでルーファスが飛び出る。


「それ以上同胞はやらせんはせん!此処でお前を倒す。【白風の翔貫鏃(エア・アクファ)】」


 白い風を纏った弓矢が飛んでいく。

 しかしアラナイムは【白風の翔貫鏃(エア・アクファ)】と同じ魔法属性の風属性の砲撃でなんと相殺させた!

 突発的に表れる強風が周囲のものを吹き飛ばして草木を(なび)かせる。


「アラナイム、胸部に埋め込まれた四つの顔に付いている口からはそれぞれ、火、水、風、土の四大元素(エレメント)の属性を持っている砲撃を繰り出す厄介極まりないモンスター。

 地面を抉る威力の砲撃を放つ為、中・遠距離からの攻撃は好ましくない・・・なら近接攻撃を、と言いたいところだが生憎魔法と弓以外の攻撃が出来ん。

 しかし、だからと言って負けるつもりはない。」


 ルーファスは魔法を放ち続ける。

 エルフの隊が容易く蹴散らされてしまう程の力を持つ一匹の上級モンスターに向かって複合魔法を放つ。


白風の翔貫鏃(エア・アクファ)】+【迅雷・蛇の天臨砲突ノ狩り】


 天空から現れた龍の様な一匹の雷蛇が地を穿つかの如く【白風の翔貫鏃(エア・アクファ)】を纏いてアラナイムを貫いた!

 まさに疾風迅雷の一撃だ!!抵抗する事も反応する事も許さない怒涛の攻め。

 穿たれたアラナイムは立ち上がることが精一杯。

 しかし生きている事実はさすがは上級モンスターの底力と生命力と言えよう。

 だが、やはり複合魔法には耐えられなかったらしい。

 粘った末に体がボロボロに崩れかけて行き、皮膚も剥がれて力尽きて両膝を付いて死んでしまった。

 ルーファスはしかと同胞たちの前で隊長としての実力を見せつけた。


 アラナイム討伐完了である!!


「これで終わりだな、エマ、お前はネイコブラの相手をしてくれ、俺も周りの雑魚モンスターをあらかた倒したら直ぐに行く。」


 俺に向かって話し掛けて来るルーファスだが、休む時間もくれない無慈悲なモンスターの相手をしていて、俺はよそ見をする暇がない。

 常に襲ってくる厖大(ぼうだい)な量のモンスターの相手をして自分の事で手一杯。

 瞳孔をモンスターに合わせてキョロキョロしながら捌いている。

 気を張り巡らせながら一生懸命力の限り戦っている。


 だがルーファスの声が聞こえた途端、うん、と余裕がない焦りの声を含んだ返事で軽く頷き、隙を見て上級モンスターネイコブラの討伐に向かう。


「あのヤバイ蛇?の様なものを倒さなきゃいけないのか、でも今の俺なら大丈夫。過信し過ぎるのも良くないが、今の俺の実力はあのルーファスでさえも超えてる程の力があると自負している。だから俺だって単独でネイコブラを倒せるはずだ。」


 現れたのは尻尾と思わしき太い尾だけだ。

 本体自体は確認できていない。


 なので俺はまず、ネイコブラが何処に居るのかを探す為に周囲の魔力を探知して捜索する。

 すると奴は地中に潜ってることを確認で来た。

 地下世界からずっと地上世界を窺っていたのだろう。

 卑怯な奴だ。

 こっちが必死になって抵抗しているというのに一人見物とはいただけない話だ。


「しかし地中に潜っているという事実は確認出来たもののどうやって地上へ引きづり出す?いっその事地面を割るか、破壊して地形を滅茶苦茶にする手もあるが、周りの状況を見るにここはエルフにとって良い地形。壊すのは良案とは言えないか、なら・・・」


 俺はネイコブラを引きずり出す作戦を考える。

 今こうして考えている時もエルフ達は必死になって戦ってくれる。

 傷だらけになりながらも里を守るという共通の目的の為力を合わせて奮闘してくれている。

 だからこそ、いつまでも長考しているわけにはいかない。

 時間を掛けるわけには行かない。


 そこで俺はダークエルフが連れ去られた穴を見た。

 直径20mのぽっかりと開いた穴だ。

 かなり大きい個体だという事が分かる穴。

 ネイコブラというモンスターがどういう生態を持っているのか知らないが、穴を掘って獲物を狙うやり方をするならば、地上で何かしらのアクションを起こしたいところだが、

 何をすれば釣れるのだろうか?


「・・・・・・ここに水を入れたら本体出てこないかな?」


 俺はアニメ知識で閃く。

 浸水して思わず出て来てしまう展開を狙っているのだ。


「・・・とりあえずやってみますか、」


 考えるより実践した方が速いと考えた俺は行動に移す。


【水浸流羅】


 穴に向けて濁流の如く流れ込んでくる水を入れる。

 中級魔法だ。

 すると目の前の地中が湿り気を帯びてきた。

 時間が経過すると更には泥になってムクムクと膨れ上がってきた。

 そしてさらに時間が経過すると大量の水が噴水の様にドバー!と出て来た。

 その中からは勢いに任せて案外呆気なくネイコブラが姿を現した。

 噴水の水飛沫が飛来して来る中で30mの長い体を持つ黒い蛇は俺を睨み付けながら威嚇してきた。


 シャアアアアアアア!!


「怒ってる怒ってる。」


 口元には血痕が残ってる。

 恐らくあのダークエルフは食われたのだろう。

 生の血を見る度に現実に戻される。

 此処がファンタジー世界ではなくて命を懸けた血を争う世界なのだという事を実感させられる。

 しかし今は目の前のモンスターを倒す。

 悲しいが、俺は名も知らぬダークエルフの仇を討つ為に戦う事を固く決意する!

 鋼の様な固い決意だ。


「あの時はアートとウイが協力してくれたから何とか倒せたが、今回は俺一人で如何にかしなければな。

 つくづくその巨躯を前にすると勝ち目が儚く散って行く感覚に陥るが、それは俺が乗り越えなければならない壁。

 集中だ。周りにもしっかりと気を張って死角を無くす。魔力も展開して僅かな動きも感じ取れるように網を張るイメージで、俺なら一人でも討伐できる。」


 そう言って俺は上級魔法を放つ。


流水転巳は(ラズメン)空を駆け巡り(オロチ)獲物を狙う(カミ)


 すると、大気中に漂っている水と魔素から形を作り、30匹の水蛇が次々と出てくる。

 一体一体が5mはある巨大な水蛇だ。

 その蛇は上空を舞い、下に蔓延(はびこ)る複数のモンスターごとネイコブラに狙いを定めて天空から一気に降下。

 デカい口を開けてモンスターを一体一体確実に噛み殺していく。

 蛇VS蛇の戦闘(バトル)だ。


 ネイコブラはそのデカい巨躯を捻り込んでデスロールをして対抗してくる。噛み付かれながらも自身の防御力を活かした防御技だ。

 この地一体に生えている大きな樹木が悉く薙ぎ倒され、地形がまっさらな地平に瞬く間に整地されていく。

 数多のモンスターはそれに巻き込まれて挽肉にされる。


「ぬおっ!」


 俺は一旦距離を取る。

 倒れて来る樹木を避ける為だ。


「さすがに身体がデカいと規模もここまでか、しかしチャンス!このまま一気に反撃する隙は与えない。【緑炎・蛍火爆弾】」


 緑に光る粒子状に拡散した光がデスロール中のネイコブラに近づいて行く。

 そして連鎖的に爆発し、奴の鱗を痛々しく剥がす。


 シャアアアアアアアアアア!!


 これには耐えられずに絶叫し、爆炎の中から俺を睨み付けて来る。

 そして長い身体を活かしてタックルして来る。

 だが躱す。


 しかし体を幹に巻き付け勢いを殺さない旋回力でまたタックルして来る。

 終わりの見えないねちっこいストーカータックルだ。

 俺が攻撃を躱す度に旋回しては同じことを反復する。


「しつこい、執念深いなこのモンスター。このまま樹木の中でお前とランデブーしている暇は無いんだよ。とにかく今は倒せる機会を窺うんだ。」


 自然を上手く使って攻撃して来るネイコブラだが、痺れを切らしたのか口を大きく開けた。

 攻撃手段が変わる。

 すると鋭い二本の鋭利でギラギラとした光沢のある前歯が姿を現す。

 槍の様に長くて狂暴な牙だ。


 ネイコブラはその大きく開けた口の中から【死毒の鉄砲】を放つ。

 拡散しない綺麗に纏まった赫々としたレイザービームの鉄砲だ。

 的確な位置とタイミングで狙い撃ってくる。


「図体デカいわりに器用な攻撃してくるじゃん。」


 俺は万能な魔法と成り果てた有能な【ロックウォール】で地から壁を迫り上げ、ネイコブラの【死毒の鉄砲】を防ぐ。

 だがまだ終わりではない。

 俺は更に地から壁を迫り上げ、奴自身の真下から付き上げる様に壁を出現させてバランスを崩させる。

 すると、樹木に巻き付いていた蜷局(とぐろ)の力が緩み、身体を乖離(かいり)させてドスン!という鈍い音を出して倒れ落ちる。


「今だ!【流水転巳は(ラズメン)空を駆け巡り(オロチ)獲物を狙う(カミ)】」


 倒せる機会を見逃さずに間髪入れずして魔法を繰り出す。

 これは最後の攻撃であり止めを刺す為の一手。

 水で出来た30匹の水蛇が獲物を狩るためにネイコブラにかぶり付く。

 ネイコブラはまだ体勢を立て直しておらず、自分の長い身体が不幸にも足を引っ張り絡みついている。

 なのでその隙を付かれた攻撃を受け、大ダメージを貰ってしまった。

 肉が食い破られて骨まで食い尽くされるエグイ魔法だ。

 俺は絶句しながらその光景をひっそりと樹木に登りつつ俯瞰(ふかん)していた。


 これにてネイコブラ討伐完了である。


「何とか倒したな。結構グロイ倒し片しちゃったけど皆の為だからな。ネイコブラ君には申し訳ないが許してくれ。それから俺もやっぱり成長しているってことを実感できた!成長しているな俺。」


 勝利の余韻にずっぷりと浸りながら心打ち震えている精神を金槌で叩き直すかの如く周りからはモンスターの大群が未だ迫って来ている様子。

 咆哮を上げながらこちらに走り込んで来ている。

 完全に倒した勢いで慢心して警戒態勢が緩んだ隙を狙われた咆哮だ。

 不意を突かれたその刺激は俺の心を貫通する。


「しまった!?油断した!!」


 しかし、自然の戦士であるエルフの精鋭たちが魔法やら弓矢やらでモンスターを攪乱(かくらん)しては討伐していく。

 魔法による遠距離攻撃は視界を奪い爆発を起こす。

 上から降り注ぐ弓矢の雨はモンスターの身体を穴だらけにして意識を奪う。

 助けてくれた模様だ。


「す、すみません!」


「それよりも周りの雑魚モンスター達を頼む。君の力がまだ必要だ。戦力が足りてないエルフの元へと駆けつけて来れ、」


「は、はい。」


 完全に下っ端に成り下がってるな俺。

 いや、良いんだけどさ別に、

 今日という日を無事生き延びて明日も平和にエルフ達と楽しく過ごせるなら、


 俺は素朴な返事をしてエルフ達と共に戦う。だが、俺は視界の端っこでルーファスと戦っている正体不明の見たことの無いモンスターを捉えた。

 黒いもやもやっとしているモンスターだ。


「新しいモンスターと戦っているのかルーファス。加勢に行くか?いや、ここは皆の為に少しでも雑魚敵を減らし貢献しなければ、それにルーファスだって隊長でありNO.4の実力者。やられはしない。でも心配性な俺の心が信頼を阻害するんだよな~~、信じろ俺!」




 ー--------------------




 噂のルーファスは距離を取って牽制していた。

 今度は"ダラジャ"と呼ばれる上級モンスターの一体と戦っている。

 6mの巨体を持つ影の巨人。

 表情が全く読めない真っ黒な影に覆われていて、その正体は謎に包まれている。

 ルーファスは後方へと下がり距離を取ると、同時にダラジャが自身の影を伸ばして攻撃してくる。

 【影の瞬剣】だ。


「下か、」


 影を伝って高速移動して来る影の剣は、針山地獄の様にルーファスを刺し殺していく勢いで迫る。

 その攻撃はルーファスの思考能力を大幅に処理させる。

 だがルーファスは仮にも実力はエルフの樹海でトップクラス。

 樹から樹へと飛び移り、影の攻撃を食らわない様にしてやり過ごし、下から這い出てきた攻撃を自身の攻撃で防御する。

 全て無力化した。


「一番苦手なタイプのモンスターではあるが・・・【白風の翔貫鏃(エア・アクファ)】!」


 そんなルーファスの攻撃に対してダラジャは影の中に沈み込み、影から影へとワープしてルーファスの背後に6mの巨体をヌルっと下から這い出る様に立ち現れる。

 しかしルーファスは軽快な動きで素早く反応しては、背に携えている大弓で奴の胴体を穿つ弓矢を放つ。

 スピード中心に重きを置いた雷の魔法矢だ。


【満鳴る矢・四方点滅】


 黄金色に光る矢が奴の顔に吸い寄せられるように向かって行くが、その進行方向に邪魔が入る。

 勢いよく横から割って入ってきたのはジャスマンハンドと戦うガイダだ。


「!?、なに余計な敵増やして割って入って来てんだガイダ。」


「すまねぇなルーファス。まさかこんな所に居るとは。会議中に油断しないって決めてたんだが、心のどこかで慢心しててさ。それでここまで飛ばされて来ちまったってわけだ。だが安心しろ、俺がいる限り負け戦にはさせん!」


「当然だ。そもそも負ける前提で戦っている同胞たちは只の一人も居ない。そして邪魔だ筋肉。」


「そりゃそうだわな。ていうかお前が相手にしているモンスターってダラジャか、」


「そうだが何か問題でも?」


「いや、特に。ただ・・・」


 ジャスマンハンド、巨大な手を持つ女の子を模倣したかのような形が未だ定まらない見た目をしているモンスター。

 奴の手に叩かれでもしたら骨なんてものは一瞬で折れてしまう力がある。


「ただこの状況は幸運かもしれんぞルーファス。俺様は近接が得意だ。お前は中・遠距離攻撃。そしてジャスマンハンドは近接、ダラジャは近・中攻撃をしてくるモンスター共だ。

 だから上手くコンビネーションを組めば上手く倒せると思うのだが、どうだろうか?」


「何だいきなり気持ち悪い。お前なら一人で片付けそうだながな。」


「いや~やっぱりジャスマンハンドの本体像がな、女の子ってのはどうにも戦いずらい相手なんだよな。だから主に俺がダラジャを担当するってことで戦おうや、」


「倒せるなら何でもいいよ。」


「よし、なら決まりだな!!」


 とそんな時にダラジャが攻撃をしてきた。

 影のパンチが空間を飛び越えると錯覚してしまうような変幻自在な拳で殴りかかって来る。

 ルーファスかガイダか、どっちを狙ってくるかもわからない巨体のパンチが影の中を駆け回り疾走する。


 そして来た!!


 ガイダはルーファスの横っ腹を蹴る形でお互いの身を守り、その中間地点に影のパンチが襲い掛かって来た。

 太い枝が折れてバキバキになる。

 モンスターとルーファスとガイダは地へと自由落下運動の物理法則に従って落ちる。

 ルーファスは飛ばされた勢いで後転して地面の上で姿勢を正す。

 ガイダは攻撃途中のダラジャに向かって走り抜け、オーラを纏った拳を握る。

 フルボッコにするつもりなのだろう。


 しかしジャスマンハンドが行く手を塞ぐ。

 巨大な手を振り上げ、殴りかかる。


「ルーファス!!」


 腹から声を出してルーファスの名前を呼ぶと同時に後ろからの的確な後方支援が飛んで来る。

 狙い澄ました良い狙いだ。

 ジャスマンハンドの腕の付け根を狙い、殴り込んで来る拳の軌道を狂わせた。


「ナイスだルーファス。」


「俺を誰だと思ってるんだガイダ。」


 ガイダは力強く握った拳をジャスマンハンドにお見舞いする。

 鉄拳制裁、鋼の様に硬い拳のラッシュ攻撃がダラジャの影を散らし、本体にまでダメージを与える。

 もやもやで分からない敵ではあるが、ガイダの敵ではない。

 しかしラッシュ攻撃を行っている最中は防御が甘く、最も拳が叩き込みやすい瞬間。

 そのシーンをしかと瞳で見つめていたジャスマンハンドはルーファスは無視してガイダを攻撃しに掛かる。


 しかし、この戦いは1VS1(さし)で戦っているわけではない。

 共闘だ。


 息の合ったコンビネーションを披露する事でこの戦いは勝利を収めることが出来る心理と信頼を兼ね備えたタッグマッチ。

 その点ルーファスとガイダのコンビネーションは拙い所はあるものの形にはなっていた。

 知恵の無いモンスターとは違う。

 すかさずルーファスはジャスマンハンドに狙いを定めて【白風の翔貫鏃(エア・アクファ)】を鋭く放つ。


 バシュン!!


 ジャスマンハンドの心臓部分に矢が貫通した。

 そして倒れた。

 しかしダラジャの方はまだ倒せていないようだ。

 ガイダが拳を連打して打撃を与え続けている。

 その拳は止まる事を知らない暴走拳であるが、ダラジャはガイダの陰から一本の【槍影】を出現させ、鉛直(えんちょく)上向きでガイダを串刺しにしようとした!!

 これにはガイダも反応できず、死を覚悟した。


 だが、ルーファスは【槍影】を自慢の魔法矢でへし折って防いだ。


 そしてこれが決め手となり、ダラジャはガイダの拳で継続的にダメージをもらってたいからか、力尽き、霧散して風の様に消えた。というか魔力の消失を確認するに倒し終えたようだ。

 二体撃破、魔力を大分消耗してしまったが一先ずこの場面は勝利を収めることに成功した。

 これにて決着である。






 ー---------------------





 一方こちら側サイドではサンクローバーと逢炎蝶が猛威を振るっていた。

 範囲攻撃に特化したモンスター二体。

 その威力と実力は数多のエルフ軍を壊滅にまで追い込める程のレベルだ。

 次々とダウンしては力尽き、丸焦げになって行く。

 攻撃を仕掛けても雷と炎で無力化されて完全に成すすべ無しの状態であった。


 果たして勝てるのだろうか?







ここまで読んでくれてありがとうございます。

面白かった、続きが読みたいと思った人は評価をお願いします。


これからもよろしくお願いします。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ