表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/117

世界観設定? プロローグ?

202X年 1月 1日、 この日全世界にダンジョンが出現した。


このダンジョン。 日本だけでも100個以上の数が発見されるほど大量に出現しており、当時ダンジョンが出現した周囲の土地が内部に飲み込まれて更地になっていたことから、ネットやニュースでは


「天変地異だ!」


「宇宙人の攻撃か?」


など様々な情報が錯綜(さくそう)していた。


しかし、その後の自衛隊などによる大規模な調査が行われ結果、以下のことが分かった。



・ダンジョンにはゲームのようなレベルやスキル、アイテムがある

・スキルや魔法、アイテムはダンジョン外でも発動可能

・ダンジョン内にはモンスターが出現し、定期的に倒さないとモンスターが外に出てくる

・モンスターが倒されたときに落とす魔石はエネルギー源となる


これにより世界は大きく沸き返った。


現実でファンタジーのような力を手に入れることができたり、ダンジョンが無限にエネルギーを生み出す資源の宝庫だとわかったからだ。


それから半年。


日本では様々な調査や法整備が進められ、迷宮調査法や迷宮特殊探索者、通称”探索者”の制度ができたり、特殊警察や国立冒険者高等学校ができたりもした。


特殊警察や探索者は、人々のあこがれの(まと)となり、世界は一躍(いちやく)大迷宮時代へとなっていった。




しかし、その中でも少なくない被害も発生している。


ダンジョンでの行方不明者数は日本の場合、年間約10万人に達したと分かり、またダンジョンができた当時にそのまま飲み込まれた人々の合計は約50万人に上るともいわれている。


このことから、ダンジョンを閉鎖すべきだという声も出ていたが、それを行った地域はダンジョンからモンスターが出てくる迷宮氾濫(スタンピード)により、

現在の人類では討伐不可能なモンスターがはびこる魔境と化してしまった。


特に100層もの階層を有するダンジョンである、特級指定迷宮のある北海道、四国地方は迷宮氾濫が起こったことにより完全に閉鎖され、同じく特級である茨城県のダンジョンもなぜか氾濫はしないものの、周辺地域は避難警報が発令され、無法地帯と化してしまっていた。





評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
半年でそこまで整うのは現実の日本では違和感だから、 この日本は私達の日本とは違うんやなぁ
合計60万人の行方不明者を「少なくない被害」とは言わない。
100層あるというのは実際に確かめなくてもわかるようなシステムになってるのかな?
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ