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異世界へ!!

ドンっ!!

地面に何かが叩きつけられたような音が鳴った。


いってぇーーーー

乾いた地面に体をぶつけ痛みに耐えきれず転げ回っている。

まじで痛えよ。

ってか、なんで地面があんだよ。

俺は...

そうだよ。俺は海に飛び降りているはずなぜだ?

も、もしかして天国?

天国なのかぁーーーーー!!

やったぁー!!

目からいきよい良く涙が溢れ出している。


あんな現実からおさらばできて天国にまでこれるなんて俺はどんだけ運がいいんだよ!!

ま、現実では運がなかったから天国では運だけでいいから俺にくれないかなぁーカーミーサーマァー


《特殊能力運を取得しますか?》

え?

突然頭の中に声が聞こえた。

そんなのなんか異世界みたいじゃん!!天国にもそんなのあるんだぁー

なんか面白そうだし現実では全く運に愛されなかった俺としては絶対に欲しいものだから取得するに決まっている。

取得します!!


《運を取得しました》

でも、なんでこんな声が?

もしかして神様なのかなぁー?

ねぇ、君は神様かい?

俺はさっき話しかけてきた頭の中のやつに声をかけた。

《はい。》

やっぱりそうなんだぁー!

じゃあさ、なんで俺に声をかけてきてるんだ神様?

《それは今からあなたがいた世界から違う世界へと送るためです。》

えーーーー!

声が周り一体に鳴り響く

驚きすぎて顎が外れそうなぐらい開いている。

ほ、本当に異世界に行くんだ俺...

でも、俺さっき運を取得したからなんもできないんじゃないの?

最悪だぁー

異世界にいくって知っていたら運なんてもの選ばないで冒険者になって強そうなの欲しかったのにーーー

こんなのまた負け組になっちゃうよぉー

神様この運って変えられないの?

《一度選んだものは変えられません。》


まじかぁー

ま、でも異世界に行くんだからそれなりの運動神経とか知能とかは備わってるよね?

どうなの神様?

《ステータスと頭に念じればあなたの能力が表示されます》

ステータス

攻撃:10/10

防御:50/100

体力500/1000

魔力10/10

運10000/10000


なにこれ

俺ってもしかして超弱いんじゃ?

ねぇ神様俺のステータスってどうなの?

《普通の人より遥かに弱いです。》

うそーーーーーん!!

《ただ普通の人より遥かに運だけはすごいです。》

でもさ、運がよくても異世界じゃ何も出来ないよね?

《そうでもありませんよ。運がいいので魔物には絶対に会いません》

いや、それは異世界に行くのに魔物に会わないなんて冒険者になるなと最初から言われているようなものなんだが...

《では、運がいいに選択肢があるり、5つ選べるのですが取得しますか?》

そんなのあるの!!

じゃ何があるか教えて!!

《わかりました。》

《まずはカテゴリーがあるので選んでください。》

わかった。


《人間》

《動物》

《魔族、魔物》

《物》

《では、どれを見ますか?》

そうだな、まずは一番上の人間でいいかな。

《わかりました。》

《人間》・・・男、女、

じゃあ、女で

ヤッベェー、全く女と縁が無かったから期待して女選んじゃったよ。

《男はどうされますか》

どうしよう他のも見たいし保留で。

《わかりました。》


《動物》

《魔族、魔物》

《物》

《選んでください。》


じゃ、動物で。

《動物》・・・肉食動物、草食動物


うーん、これも保留にしとこうかな。


《わかりました。》


《魔族、魔物》

《物》

《選んでください。》


魔族、魔物で!!


《魔族、魔物》・・・魔王、魔人、魔物


なんか怖そうだし、3つとも全部取得しておくよ!!


《わかりました》


あとは、物かなんなんだろう?


《物》・・・道具、建物、土地、お金


どうしよう、現実ではお金が全くなかったからなぁー

いや、道具っていうのも捨てがたい難しい

いや、やはりお金は大事だ、お金にしておこう。


《わかりました》

そして、女、魔王、魔人、魔物、お金を手に入れた。


《それでは、今から異世界へお連れします。短い間でしたがこれで案内は終わります。ご健闘をお祈りしております。》


え!!もうですか?

さっき手に入れたやつ説明受けてないんですけどぉー


《時間が来てしまったので、あとはステータスを見て調べてください。》


まじか心配すぎる

ま、運が付いてるんだから大丈夫かハッハッハ


《では、さようなら》

おう!ありがとうなっ!


スンッ

音もなく一瞬で体が消えた。




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