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槍と訓練

やったぁ!五十話目だぁ!


残り零話‼︎


僕はいいんだけどさぁ…セフィがどうゆう反応をするかなんだよね。

僕は恐る恐るセフィの方を向くと手で小さい丸を作っていた。


「…いいらしいですね。」


「そうか…すまないな、娘は我儘が多いが我慢してくれ。」


「ちょっとお父様!ルナは我儘じゃないよ!」


後から陛下に聞いたことだが我儘を自覚してないらしい。

典型的な王侯貴族って感じかな?


王女様と侍女が退出した後僕達は執務室を出る。

聖女様の部屋に戻る途中セフィが話し始めた。


「…貴方にだけ条件を与えます。」


「えっ…あぁ王女殿下の事?何でもいいよ、付き合わせてるし。」


あんまり無茶な事は言わないでほしいなぁと思いながらセフィの顔を見る。

少し考えた様子をした後こう言った。


「そうですね…あっ!そういえばもう少しで第四聖の武闘大会があるのは知ってますよね?」


「あれか…」


一応武闘場は聖女の成人の時に使うだけではない。

年に一度第四聖だけで行う武闘大会が武闘場を一番使っている。


一は城から離れられないので参加しない。

二と三は魔法系統なので参加せず、五はまず集めるのが大変。


六は聖女の護衛だから参加なんてできるはずかない。

唯一、数が多くて交代で職務ができる第四聖のみ武闘大会に出られるとゆうわけ。

それが何と関係してるんだ?


「あれを見学しに行きましょう、二人で。」


「…一応陛下に確認を取って平気だったらね。」


二人の所に若干の怒りを感じた、怖っ!

部屋に着くとメイが紅茶を温めていた。


紅茶の葉は最近大魔王の森の中で発見されたものだ。

他にも色々種類がある


そうそう、実はメイの腕には腕輪の様なものがついてあった。

それを取り外したらメイは魔法が自分から使えるようになったんだ。


戦おうとすると力が抜けてしまうのもこの頃から。

負けた事はないけどね。


「…紅茶、入れた。」


「ありがとうございます、メイ。」


「…仕事だから。」


メイはあの頃からあまり変わっていない。

記憶がなければ当然だけどそろそろ笑顔くらいは見てみたいものだ。


セフィが紅茶を飲み終わり少し休んだ後、メイと一緒に外に出た。

理由はメイの訓練が目的だ。


僕の使う槍は伸びる槍は危ないので普通を槍を使う。

メイはもう双斧を持って待機している。


「…来て。」


「じゃ、お言葉に甘えてっ!」


ウインドスピードを使って一気に距離を詰めて様子見の突きを放つ。

勿論メイは避けるがそれは想定内なのでそのまま前進しながら薙ぎ払う。

この攻撃は右手に持っていた斧で止められた。


やっぱりいつもより調子が悪い、普段ならあの薙ぎ払いは当たってた。

…まぁ今回は楽そうだけど。


僕はわざとそこから高めに切るフリをした。

こちらの狙い通りメイはこちらに近づいて斧を振るう。


僕は振り上げた槍を手放して前屈みになりながら突進した。

メイは驚いた様子を見せてそのまま押し倒す。

そのまま腰に忍ばせているナイフを首に当て宣言する。


「今日も僕の勝ち。」


「…また負けた。」


…槍を使う者にとって一番嫌な状況は近接戦だ。

槍はそのリーチを押し付けて戦うのがメインで理想的な状況ならば一番強い武器だと言える。


状況によって突き、薙ぎ払い、切るができ、頑張れば石突の方でも攻撃できなくもない。

多彩な攻撃で相手を近づけさせない、それが槍の戦闘の理想的な立ち回りだ。


しかし、敵に近づかれないと慢心してはやられてしまう。

だから僕は一応腰にナイフを見えない様に仕舞ってある。


ナイフはあまり得意じゃないけど…僕は万が一の止め用として使うことが多い。

基本狭いところで使うのが一般的だ。


…え?なんで剣一本の国で育ってるのに槍の使い方知ってるのだって?

だって戦争してる国は槍の大国だよ?技術流出はあるよ。


僕はメイを起き上がらせてから槍を拾う。

拾った後にセフィが僕の使っている伸びる槍を持ってきてくれる。


「ありがとう。」


「いえ、私が迷惑をかけてるのですから気にしないでください。」


いつもそう言ってくれるけど貴族とかに見られたらそれはそれで厄介だからやめてほしいのもある。

拾った槍を魔法袋に入れてから伸びる槍を受け取った。


メイといつもの訓練をした後、僕の練習を始める。

二年くらい使ってるけどまだまだ可能性を感じるくらいこいつは凄い。


この槍は伸びる時に何かに当たると一番空間が空いている方向に伸びていくとゆう性質があった。

これを元にウインドディレクション:チェンジを作ってみたが…

思わぬ方向に飛んでって危ないので今は改良を重ねている途中だ。


魔法は原理さえ知っていれば誰でも作れるが実用的な物が作れるのは奇跡に等しい。

それ程魔法を作るのは難しいのだ。


そこら辺にある大きめの石を置いて10mくらい離れる。

その石に5バウンドさせてから当てるとゆうのが練習だ。

その石にどうやったら当たるかを考えてから槍を突き出す。


「ふぅ…はっ!」


ガン!まずは地面にあたり、


ガン!次に木にあたり、


ガン!また地面にあたり、


ガン!その近くにあった石にあたり、


ガン!最後に槍で跳ね返し石に当てた。


「やっぱり凄いですね…」


「…フワフワくらいしか攻撃守れない、ズルい。」


この攻撃、ルナミスが攻撃地点がわかる魔眼以外でほぼ防がれたことがない。

ガロンさんには何回か防がれてるけど…それでも完璧とはいかず何回か当たっている。

僕があまり離れてはいけない以上本気で戦えないけどいつか本気のガロンさんと戦いたい。


今日は王女とあった事以外は何事もなく一日が過ぎていった。

KHRBよろしくお願いします。

この槍の伸びしろはまだまだありますよ!

伸びるだけに…ね!(面白く無いんだよなぁ…)

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