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槍と出迎え

残り二十四話‼︎

猿の箱庭は想像したものより大きく、そしてどこか神秘的な所が感じられた。


「わぁ、大きいですね。」


「まさかここまで大きいとは…結局何階まであるんだろう。」


「200まではあるんじゃない?」


「もしかしたら300階まであるんじゃないですか?」


聖女様が300まであるかもと言ってきた。

そしたらまだ半分しか攻略されてないとゆう事になる。

まさか…そんなある訳無いと思うけど。


猿の箱庭に近づくとその手前に小さな白い建物が見えた。


「ルンちゃん、あれは何か分かりますか?」


「あれは…何かしら?よく見えないわね。」


「多分この国の城だと思うよ。」


猿の箱庭の前に城があるのは昔聞いたことがある。


「あれが城!小さ過ぎない!」


「一応理由があるんだけどね。」


「あるんですか?」


「えっと、なぜあんなに小さいかってゆうと…」


みんな!元気だったかな?皆のアイドルコールちゃんだよ!

えっ、今回はなんで出たかって?それは簡単!

私が説明したいから!

とゆう訳で今回は!何故ゴーラーダ王国の城が小さいのかについて説明するよ!


元々ゴーラーダ王国の城はとっても大きかったの!

それがずっと続いていたんだけど、ある日突然城内に猿の箱庭が出来たんだ!


そのせいで城は崩壊!

その後すぐにスタンピート!因みにスタンピートはダンジョンから魔物が溢れ出る現象ね!

スタンピートが起きたから王都は崩壊!膨大なお金が必要になったんだ!


だけど!ダンジョンのお陰で国は大成長!他の国より圧倒的な国力を持ったんだ!

勿論!王都の場所を変えようとゆう意見は出たよ?


まぁその意見にならなかったからここまで成長出来たんだけどね!

その後城を立て直そうとした時にまたこんな事が起きても大丈夫なように小さめに作ったんだ!


あっ!因みに神託はセフィちゃんに週一くらいで出してるよ!

これくらいかな?そういえばここの国、あっちょっとまってね!


(はい、なんでしょう?) (会議ですか、わかりま) (した、すぐに行きます) ()

ごめんね!私これから会議だから今日はここまで!

という事で!第三回、教えて!コールちゃん!は終わり!またね!


「そうなんですね、そんな事が…」


「それって何年くらい前なの?」


「確か五百年くらい前だった気が…」


そうゆう話をしていると城門前までついた。

門番がルンちゃんに話しかける。


「ここは王城だ、何者だ。」


「この馬車には聖女様が乗っている、今日来るとゆう予定なのだが。」


ルンちゃんがそう言うと門番達は慌て始めた。


「せっ聖女様の馬車でしたか、すいません。今確認します。」


すぐに確認され城に入って行く。

馬車を停留所に留めて聖女様と降りると何人かの兵士とその中心に王子らしき人が立っていた。


「お待ちしておりました聖女様、私はゴーラーダ王国第一王子メレ・ゴーラーダと申します。」


「こちらこそ初めまして、セフィリア・イレイサと言います。」


お互いに挨拶を交わして王子が案内をしてくれる。

国王の執務室だと思われる部屋に王子がノックをして部屋に入って行く。


「父上、こちらが聖女様とその護衛の人達です。」


「ではまず私から、セフィリア・イレイサです。今回はご協力頂きありがとうございます。」


「いえ、こちらこそ我が国に訪れてくれた事に感謝する。我が名はドロゲス・ゴーラーダと言う。」


そうして話が始まる。

暫く話していて国王がこんな事を言った。


「ところで、我が息子はどうだったかな?」


「とても親切に案内をしてもらいましたよ。」


「ふむ、そうか。もしよければ息子と婚約相手になってくれないか?」


婚約相手、確かに聖女様はいないけど、流石にね。


「ちっ父上!」


「すみませんがそういうのはコール様のお告げが無いとなんともいえませんので。」


すると国王が僕の方を向いた。


「…やはり後ろにいる者と恋仲か。」


僕!ここで僕!


「いえ、スランとはそうゆう仲では…」


「名前呼びか、随分と仲が良いな。」


「護衛ですので、上下関係は必要です。」


段々と険悪な雰囲気が漂う。

流石に本題に入ってなかったので聖女様に話を進めてもらおう。


「聖女様、そろそろ本題を進めてほしいのですが…」


護衛術の腹話術を使って聖女様に伝える。

それで聖女様が話を始めた。


「それでですね、今回はこの国にある四方の洞窟に入らせてほしいのですが…」


「…実は、そこは猿の箱庭の20階まで攻略してもらわないといけない様にしている。」


「二人共、どうしましょうか?」


「私は別にどっちでもいいわ、スランはどう思う?」


「…僕は行った方がいいと思うよ。」


「ふーん、どうして?」


「魔物との戦闘には慣れていてもダンジョンの戦い方は知らないから慣れた方がいいかなって。」


「…まぁ結局はセフィ次第ね。」


そう言ってルンちゃんが聖女様に話を振る。


「…行きましょうか、猿の箱庭。」


そうして僕達は猿の箱庭に行くことになった。


「そういえば、四方の洞窟には各方角に対応する属性があってその属性をもつ者がいなければ入れないのだが属性の方は大丈夫だろうか?」


「その判断基準とかはあるんですか?」


「基本四属性が全て揃っていればいける筈だ。ダンジョンには四人までしか入れないのでそこも注意してもらいたい。」


「えっと、スランが風、ルンちゃんが土で私が一応水を持ってるので…後は火ですね。」


あっ、聖女様水属性持ってたんだ。


「もしいなければ…あまりオススメはしないが奴隷とゆう手がある。」


奴隷?

KHRBお願いします。

奴隷…だと!

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