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槍と始まり

近日公開といったな?あれは嘘だ。


Byメモ人('v')

「だから、なんで受けられないんだ!」


周りに居る人の視線が俺に集まるが関係ない。


はぁ…なんで…


「すいません、規則なんです。お帰りください。」


こんな国で()()()()()()


======================================


 僕の名前はスラン、今年で15歳になる。

そして、今日が15歳の誕生日だ。


15歳になる、とゆう事はこの国の兵士試験を受けられるとゆう事。

僕はこの日を夢見てここまで頑張ってきた。


「……行ってきます。父さん、母さん。」


 少し立派な棚の上に飾ってある写真に手を合わせながら言う。

僕の父さんと母さんは死んでいる。

母さんは五年前、父さんは十年前に、だ。


父さんは僕の憧れの人だ。

十年前に見たのが最後だが父さんの槍の使っている姿ははっきりと覚えている。

その槍捌きを見て今日まで頑張ってきた。


父さんがいなくなってからすぐに槍を練習しようとしたら、母さんから止められた。

「まだ早い」と。


けれど僕は母さんに隠れて練習しようとしたが何故か何時も見られているかの様に見つかる。

何日かやったが全部バレてしまうので諦めて筋トレを始めた。


 そんな母さんが何をやっているかとゆうと、実はよく知らない。


 僕が聞くと母さんが「フフフ♡それは〜…ナ・イ・ショ・♡」と言って教えてくれない。

父さんの事を聞いても何も教えてくれない。

出てくるのは母さんの惚れ話ばかりだ。


母さんは魔法がとっても上手いことを知ってたので教えてくれるよう頼んだらあっさりと教えてくれた。

可愛い息子の為ならば、とゆう感じで快く。


 僕には風と光の適正があったので母さんが持っていた風の魔法だけを習った。

光は正直言って『ライト』くらいしか出来なかった。


 今日も日課のトレーニングを終え、国立魔物買い取り所へ行くつもりだ。

国立魔物買い取り所とはこの付近にある森に出てくる魔物を国で買い取る場所。

略して魔買いと呼ばれてたりもする。


王都の近くには国の約三割を占める〔大魔王の森〕がある。

この名前がついた理由は森の中心に初代魔王大魔王(サンシャイン)の城があるからだ。

この森の木は切っても明日には生え治っているので、国が森の開拓を諦めた程だ。


 今日の晩御飯のメニューを考えている内に魔買いの前まで着いていた。

早速、最近出現する魔物を見ていると誰かが後ろから声をかけてくる。

後ろを振り向くと、


「よう、スラン。今日は来るの遅ぇじゃねぇか。何かあったのか?」


「イヤ、特に何もなかったよ、ソーダルト。ソーダルトはもう終わったの?」


「おう、勿論終わってるぜ!」


 ソーダルトは背が百九十を超えていて、頭はモヒカンで金髪の髪が生え揃っている。

背には大剣を背負っており、顔の右半分には大きな爪痕が残っていて、服装はまるで世紀末の様な格好をしている。


「相変わらず世紀末みたいな格好してるね。」


「ったく、いつまでそんなこと言ってるんだよ。そんなこと言ったら、緑髪に隻眼って、伝説の吸血鬼(くれない)じゃねぇか!」


確かに、僕が緑髪で紅眼だけど…


「…ソーダルト、何回言ったらわかるの?隻眼は片目が見えない事!僕の目は紅眼!わかった!」


「おう、そうだったな忘れてたわwwすまんすまんww」


絶対に覚えているであろう喋り方をする。こいつ…


「…何?やる気なの?ソーダルト(ロリコン野郎)?喧嘩なら買うよ?」


「…あァ?なんだって?スラン(チビ)やる気か?」


「…君からしたら全員チビじゃないのか?」


「…いいぜ…やってやるよ、裏に来い!」


そういったやり取りをしていたら周りで聞いていた人たちが反応した。


「おっ、ソーダルト(ロリコン世紀末者)スラン(神風)が決闘だってよ!お前ら、どっちに賭ける?」


「やっぱり、神風(しんぷう)だろ、勝ち越してるし。」


「俺はロリコン世紀末者だな、最近結構なランクのやつ倒してたし。」


「あぁ、あれか?危険度6のジャイアントベアーキラー。あいつは確か神風も昔倒してたぞ。」


「マジかぁ…どうしよう。」


「俺も神風かな、最近もっと早くなってるらしいし。」


聞いた感じ、僕が人気かな?


「へぇ、倒してたんだアイツ。弱かったでしょ?あれ。」


「おっおう、思ってたより強くなかったな。」


「さっ、早く行こ?さっさと魔物(ソーダルト)倒さないといけないし、何より晩御飯も作らないと。」


「…そうだな、早く行くか。」


 ソーダルトとの戦績は六十一戦三十一勝三十敗だったかな?勿論僕が三十一勝だよ。

最初の方は負けまくってたけど最近は勝つ事が多いんだ。

まぁ、油断してると負けちゃうんだけどね。


「確か、戦績は僕が三十一勝。ソーダルトが三十勝だったよね?」


「何言ってんだ?俺が三十一勝でお前が三十勝だよな?」


「何捏造してるの?そんな見た目してるからボケるんだよ?ソ・ー・ダ・ル・ト?」


「ぜってぇにぶっ飛ばす!」


 そう言ってるけどそうゆう事言った時って大抵ソーダルト負けてるんだよね。

いつも思っていて聞くの忘れるんだけど、ソーダルトって何歳だろう?

決闘が終わったら聞いてみようかな?


ソーダルトと決闘かぁ、何時ぶりだっけ?

確か前は三ヶ月と少し前ぐらいだった筈、楽しみだなぁ。

二千文字を目安に書いてみたけど結構大変ですね。

まあ、大体1800~2000を目処にして書くつもりです。

後、今回出た言葉は明日位に更新します。

感想、評価、レビューお願いします。ブクマも良ければ是非してください。

略して!KHRB!

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