始章 聖女と密会
「むぅ……」
「ゆっくり待ってれば帰ってくるって。」
「そう言ってられるのはタルトちゃんくらいだって……」
「そう?何事もなく帰ってきそうだけど。」
「……遅いなぁ。」
「ほら!ルンちゃんだってそう思ってるんですよ。」
「まぁゆっくり待とうぜ、約束は破らねぇよ。」
「そう言ってますけど結構心配してますよね?」
「うっ……まぁそりゃ俺はあいつと関係があるからな。」
「……私が一番ですからね?」
「何回も言わなくてもわかってるよ。」
「失礼します!」
「入っていいですよ。」
「聖女様!バサイカ三位が面会したいそうです!」
「またあの人ですか……」
「どうせ成人祭の武闘大会の事でしょ。」
「……まぁ会いましょう、連れてきてください。」
「はい!失礼しました!」
「……本当に副隊長にしてよかったの?」
「良いか悪いかで言ったら悪いですけど、良い子ですよ?」
「いやまぁ確かにいい子だし真面目だけど……」
「私が言うのもなんだけど、一年で副隊長は早いんじゃない?」
「僕とタルトちゃんは素性はわかってたけどカトリーナさんは何もわからないんだよ?」
「そこは心配ですけど……一般兵にしておくには強くないですか?」
「メーラさん負けちゃったからね。」
「失礼する。」
「バサイカ三位、どうぞこちらに。」
「度々すいませんな。」
「平気ですよ、特に用事はありませんので。」
「そうですか。」
「タルト、外で見張ってて?」
「はーい。」
「……さて、武闘祭の件ですが、まだお教えしてくださらないのですか?」
「えぇ、まだ発表出来ないので。」
「……本当に決まってるんですか?」
「ええ。」
「いいえ決まってない、私なら今すぐに──」
「結構です。」
「……なら今すぐに紹介してください、そうでなければ私は納得しません。」
「……」
「失礼します。」
「スラン……」
「貴方は、最近見ませんでしたね。どこかに用事でも?」
「そんな感じです。」
「……紹介して欲しいんですよね?推薦枠の。」
「えぇ、勿論です。」
「彼が出ます。」
「彼が……ですか。」
「私が一番信頼している護衛ですから。」
「……」
「もう用はないですか?ならこれから彼と話したい事があるので終わりにしたいのですが。」
「……わかりました、失礼した。」
「おっと……ただいま。」
「お帰りなさい、スラン。」
「少し長くなってしまって……」
「早く座りなさい、少し話があります。」
「セ、セフィ?どうしたの?なんか言葉が強くない?」
「早く、座りなさい。」
「……はい。」
八章ですね。
この話はもしかしたら書き換えるかもね、気に入らないから。
いい感じの思いつくまではこれで。
KHRBよろしくお願いします。




