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取り繕っても想いは透けて見える

若干長めです。

恋ヶ窪さん足遅い。

結局俺が引っ張りながら走った。

別に拝島くんが田無さんに何かすると決まったわけじゃない。

でも、恋ヶ窪さんの父親に似ているというのなら。


図書室は閉まっていた。

18時までだからか。

だとすると田無さんはどこに?

靴箱に靴はあった。まだ校内にいる。


そうだ、彼女は鞄を持っていなかった。

教室に行ったのかもしれない。


「教室に行ってみよう。」


廊下を引き返し、教室へ走る。

その時、「ふざけんな!」という怒声が聞こえて来た。

拝島か?


「田無さん!?」


教室のドアを開けると、田無さんと拝島くんはいた。

拝島くんは田無さんの襟首を掴んでいる。

田無さんはビックリした顔でこちらを見ていた。

泣いたりはしていないし、怪我も無さそうだ。


「何やってんの?」


「光ヶ丘……。」


「とにかく手を放し……」


俺の言葉が言い終わる前に、恋ヶ窪さんは動いていた。

彼女は廊下に置いてあった消火器を持っていた。

え?

呆気にとられている間に彼女は拝島くんの背中に思い切り消火器を振り下ろした。


「こ、恋ヶ窪さん!?」


拝島くんは呻き声を上げ、田無さんから手を放した。

田無さんはパッと体を離すとこちらに駆け寄った。

シャツの上の方のボタンが付いていない。

襟首を掴まれた時に弾けたのだろうか。

すごい勢いで掴まれたんだな。


「田無さん、大丈夫?」


「平気……じゃない!

恋ヶ窪さんストップ!」


恋ヶ窪さんはまた消火器を振りかざしていた。

アグレッシブだ。

俺は慌てて彼女と拝島くんの間に入り消火器を奪う。


「もう大丈夫だから!」


「で、でも……!」


でもなんだ。

まさか動きを止めるまで殴るつもりか。


「平気!

そうだ、恋ヶ窪さん先生呼んできて?」


「わ、わかった。」


恋ヶ窪さんはフラフラとした足取りで教室を出た。

大丈夫だろうか?俺も行く……いや、まさかここでまた2人きりにするわけにはいかない。


「それで、何があったの?」


「け、喧嘩?」


「喧嘩ならいいけどね。」


俺は拝島くんを見た。

背中が痛むのか、しゃがんだままだ。


「なんでお前ここに来たんだよ。

さっき下駄箱いたろ。」


拝島くんは俺を睨んだ。


「君がおかしな動きしてたから気になったんだよ。

田無さんの靴箱調べたりして、彼女がまだ校内にいるか気になった?わざわざ人気のない時間帯まで1人になるの待ったってわけだ。」


「お前には関係ないだろ。」


「クラスメイトが暴行事件起こしたんだ。関係なくはない。」


俺は田無さんを見る。

息は荒いが、先ほど図書室に行く前に拝島くんとすれ違った時よりは顔色はいい。

胸元で手を握り、シャツを押さえていたが花柄の下着が見えていた。


「……田無さんこれ。」


俺は彼女にジャージを渡した。

部活の後だから多少汗臭いだろうが、下着を見せたままよりはいいだろう。


「ありがとう……。

でもこれ汗臭い……。」


「じゃあ下着見せびらかしてる?

見たくもないもの見せられてるこっちの気持ちにもなって。」


「すみませんね!」


田無さんは「こっちだって見せたくない」と文句を言いながらジャージを着た。

あー、これが恋ヶ窪さんなら興奮するのにな……。


「さすがハーレム作ってるだけあんな。」


拝島くんはゾッとするほど憎しみのこもった目で俺を睨んでいた。

いつも中井さんに睨まれておらず耐性が付いてなければ逃げ出していたかもしれない。


「ハーレムってなに。」


「いつも女に囲われてんだろ。」


別にハーレムでもなんでもない。

寧ろあそこは戦場だ。

気を抜くと中井さんに潰されるか、清瀬さんに精神を追い詰められるか、鷺ノ宮さんに恐れおののく羽目になる。


「別に恋ヶ窪さん以外はいらないんだけどね。向こうから寄ってくるから。」


向こうから俺の権力を利用しようと寄ってくる。


「だから囲わせてる?

気持ち悪いやつだな。」


「囲わせてるつもりはないけど。

ねえ、田無さん。

田無さん俺のこと嫌いだもんね。」


「……嫌いではないよ。

メロンよりは好き。」


田無さんは呆れ顔で答える。

この間メロンのことを「高級なのに大して美味しくもないし顎が痒くなる。瓜の癖に値段が高いからみんな好きだと言ってるだけだ。あれがミカンと同じ値段なら誰も持て囃さない。昔好きだった自分が恥ずかしい。」と散々こき下ろしていたのをよく覚えている。

メロン嫌いなんだねと言ったら「世界一憎い食べ物」と答えていた。


「そりゃどうも。」


世界一憎いものと比較して好きだと言われても、それは好きじゃないと同義だろう。

が、拝島くんは何やら勘違いをしたらしい。

先ほど以上に憎悪のこもった目をしていた。


……まさか嫉妬しているのか?


「拝島くんと田無さんは何話してたの?」


「関係ない。」


「言いがかりつけられてた。」


「なんて?」


田無さんは拝島くんを一瞬見て、俯いた。

ジャージの裾を弄っている。


「なんて?」


もう一度聞くと観念したのか田無さんは口が重そうに答えた。


「なんで光ヶ丘くんの側にいるんだとか、中学の進学先変えたのはどうしてだとか、俺から逃げたら許さないとかそんな感じ……。」


……やっぱり拝島くんって田無さんのことが好きなんじゃ……?

拝島くんを炊きつけてみるか。


「んー……。

田無さん、いや、依澄。

大変な目に合ったね。」


「え、いきなりなんで名前で呼ぶの……?気持ち悪……。」


「よしよしよしよし。元気出して!」


俺は田無さんの頭をめちゃくちゃに撫でた。彼女の整えられた髪がボサボサになっていく。

田無さんが「触らないでほしい」と消え入りそうな声で言っていたが無視をする。


「またこんなことがあったら、いつもみたいに俺を頼っていいから!」


「はあ、どうも……。」


田無さんから手を放して拝島くんを見る。

ギラギラした目で俺を見ていた。

ゆっくり立ち上がり、無言で寄ってくる。


「んー……。やり過ぎた……。」


「は?

ってか拝島くん動けるの……?」


「背中殴られただけだもん、動けるでしょ。」


「な、なんか近づいてくるよ!?」


田無さんが俺の背中に隠れた。

今のでまた燃料投下されちゃったんじゃないか?


「そうなんだよね。」


拝島くんは今まさに手負いの獣。

十発くらい殴られるかもしれない。

やられっぱなしは好きじゃないので勿論応戦するつもりだが。


「光ヶ丘、お前いい加減に……」


拝島くんの手が俺の襟首にかかる。

その瞬間だった。

ゴンッと鈍い音がした。


拝島くんは再び呻き声を上げてしゃがみこんだ。


「恋ヶ窪さん……。」


そこには消火器を持った恋ヶ窪さんがいた。

その後ろで学年主任の唖然とした表情が見えた。


✳︎✳︎




拝島くんは謹慎処分になった。

田無さんと俺に掴みかかったのと、今までの行いだろう。

教師たちも彼の噂は知っていたのかもしれない。

目の前で俺に掴みかかったのも大きい。


恋ヶ窪さんも教師の前で拝島くんを殴ったわけだが、あれは彼を止めようとした結果と受け止められ反省文を書かされる程度で済んだ。


恋ヶ窪さんになんで消火器で殴ったのか聞いたところ「カッとなってやった。消火器は手頃だと思った。後悔している。」と供述した。


恋ヶ窪さんの前で拝島くんの名前を出すと消火器を探すようになったので、彼の名前は出さないことにした。

恋ヶ窪さん、大丈夫だろうか。

拝島くんが恋ヶ窪さんに仕返ししないといいが。


「恋ヶ窪さん……大丈夫?」


「わ、私?

田無さんじゃなくて?」


「いやだって、消火器で殴るなんて……。

そんなに拝島くんが憎かった?」


「憎かったんじゃなくて、ただ2人が危ないと思ったの。

拝島くんって力ありそうだし、殴られたら一溜まりもないよ。

……まあ消火器で頭殴ったら拝島くんの命が危ないよね……。」


「そうだね。

でも、殺しちゃってもなんとかするから安心して。」


拝島のみならず、他の輩をもし恋ヶ窪さんが殺したとしても俺は絶対にそれを隠し通してみせる。

俺の権力は恋ヶ窪さんの幸せのためだけにあるのだから。


「えーっと、私がうっかり殺す前に止めてほしいかな……。」


「そうだね……。

それにしても恋ヶ窪さん、吃らないで会話できるようになったね。」


「えっ?」


「前は真っ赤になって吃ってたのに、今はすっかり。」


恋ヶ窪さんは自分の頬に手を当てて、明後日の方向を見た。


「前は光ヶ丘くんのこと輝いてて直視できない!って思ってたんだけど……。

段々側にいると落ち着くって思うようになってきたから……です……。」


恋ヶ窪さんの頬が赤い。

釣られて俺も赤くなる。

なんて可愛いんだろう。

消火器を振り回して拝島を行動不能にした時とは大違いだ。

あれはあれで好きだけれども。


「なあ、あんたらどうして俺の机の前でイチャつくんだ?」


千川くんが据わった目で俺たちを見た。

そう、俺たちは千川くんの机の前に立ち、見せつけるような格好で話していたのだ。

ごめんね、千川くん。悪気はない。


「ごめんごめん。」


「悪いと思ってんなら自分の席でやれよ。」


「でも私の席清瀬さんに取られてるし、光ヶ丘くんの席は中井さんが座ってるし。」


恋ヶ窪さん、こんなヤンキーみたいな形の千川くんにも怖気付かずに言うなんて。

さすが俺の彼女。


「退かせ。」


千川くんは冷たく言い放つ。

そんなんだから一匹狼とか言われちゃうんじゃないか。


「清瀬さんは退く代わりに兄貴のメアドを要求してくる。」


「中井退かせばいいだろ。」


「俺は中井さんを言いくるめられた事ないよ。」


「なら清瀬か中井の席に行けばいいだろ。」


「清瀬さんの席にだけは座りたくないし、中井さんの席に触れたら殺される。」


別にそれ以外の場所を選べばいいだけなのだが、千川くんはイライラした様子で立ち上がると、中井さんの元へと向かった。

清瀬さんじゃなくて中井さんの所に行くんだな……。千川くん、一途な奴……。


「お前、自分の席に戻れよ。

お陰であのバカップル供が俺の席の前でイチャついてイライラすんだよ。」


「あら、嫉妬かしら。モテない男は哀れね。

でも仕方がない、いくら見た目が良くっても中身が類人猿はどんな女もごめんよね。」


「残念だが、お前の言う所の類人猿に惚れる奴等も居るからな……多分。

いいから席に戻れ。ってかなんでこの席座んだよ。光ヶ丘の席に何の用があんだ。」


「……あなたも童貞卒業かしら?

おめでとう、光ヶ丘くん共々お祝いしたら?」


その瞬間、恋ヶ窪さんが「え?」と声を漏らした。

恋ヶ窪さんって童貞の意味知ってるのかな。


「光ヶ丘くん、なに卒業したの?

私もお祝いした方がいい?」


そう来るか……。

高一になっても童貞の意味って知らないもんなんだなあ。


「……恋ヶ窪さんがさせてくれるものだからなあ……。

まだ先だよ。」


この調子だと高校卒業してからなんてこともあり得る。


「私が?何をすればいい?」


「……後で辞書でゆっくり調べて。」


恋ヶ窪さんは怪訝な顔のままだ。

話が聞こえていたのだろう、中井さんは「お祝いはあなた1人みたいね」と呟いていた。


「まああなたがお祝いしようとなんだろうと私には関係ないことだった。

ほら、お望み通り席を退くわ。」


「あ?おい待てよ。

なんでわざわざ光ヶ丘の席に……」


中井さんは答えなかった。

ただスッと音もなく立ち上がると教室を出て行った。

何考えてるんだか。


「……なんだあいつ。」


「さあ……。なんにせよ助かったよ。

じゃあ自席でイチャイチャしようかな。」


「…………なんだろうな、この敗北感。」


千川くんは遠い目をした。

利用してごめんね。でも千川くん以外中井さんに盾突けないから。


「ちょっと!それは無いんじゃない!?

いくら玻璃さんのmail addressを教えたくないからって中井さんを無理矢理退かすなんて……!」


「ウワッ……清瀬さん来たの?」


「そう。退いたからmail address教えて。」


「清瀬さんが勝手に退いたんだろ。」


「ていうか清瀬さん、光ヶ丘くんのお兄さんと日曜日会うんだよね?

その時聞いたら?」


恋ヶ窪さんナイスアシスト!

っていうか、日曜日兄貴と会うのか……。

いつの間にそんなことに。


「でも好きな人のaddress知りたくない?

mailでドキドキしたいじゃん。」


「気持ちはわかる……。

でも今流行りのLINEじゃダメなの?」


「LINEでもいいけど、玻璃さんやってるのかなあ……。

ね、光ヶ丘くん!」


「知らないし、教えない。」


清瀬さんが兄貴とうまくいくと思えないが、万が一の可能性も潰しておきたい。

そう、清瀬さんが義理の姉になるというおぞましい可能性を。


「なんでよ!scrooge!」


「スク……?」


「scrooge。ほら、A Christmas Carolの登場人物。ええっと、ケチな人。」


「クリスマス……?」


「Christmas。

もう、恋ヶ窪さんって本当発音ダメだよね!

Christmas!」


「クリスマス……。」


「ちがーう!」


清瀬さんの発音教室が始まってしまった。

嘘だろ恋ヶ窪さん。

そんな奴放っておいて俺の相手してくれよ。


俺の願いもむなしく、恋ヶ窪さんは清瀬さんの発音を熱心に聞いていた。

そんなところも好きだよ。今は少し憎らしいけど。


「元気出せよ。」


「ありがとう。おかしいな、さっきまではイチャイチャ出来ると思ったんだけど。」


「良い気味だ。」


「……中井さんがつれないからって俺に当たらないでよ。」


「ハア!?何言ってんだあんた!?」


千川くんが射殺さんばかりの目で俺を睨んで来た。

が、心なし頬が赤い。図星だったか。


「難儀だなあ千川くん……。

よりにもよって中井さんかあ……。」


「気色悪い妄想してんじゃねえぞ。」


「中井さんのどこが好きなの?

顔?髪型?性格ってことはないよね。」


「冗談じゃねえよ。

誰があんな嫌味しか言わねえ女好きになんだ。外見が良いからって調子に乗ってんだろ。」


「ウフフ、その言葉そっくりそのまま返すわね、千川くん。」


その声に俺と千川くんは1メートルは飛び上がっただろう。

いつの間に教室に戻ってきいつの間に俺たちの側に来てたんだ?

怖い。怖すぎる。


中井さんは濁った瞳で微笑みながら千川くんの耳に顔を寄せると「お互いこんなに嫌いあってるだなんて、両思いってやつかな?」と囁いた。


「お前と両思いだなんて嬉しいね。」


「あら私もよ。

奇遇ね、2度と話しかけないで。」


中井さんは相当ご立腹のようだ。

俺たちに一切輝きのない目を向けながら席に戻って行った。


「ごめんね千川くん。

すごい怒らせてしまった。」


「あんなん怒ってるうちに入んねえよ。

怒ってたら俺もあんたも今頃喉元に齧り付かれて息できなくなってる。」


「……怒らせたことあるんだ……。」


「……まあな。」


何をして怒らせたか気になるところだが、聞いたら聞いたで恐ろしい目にあいそうな気がしてならない。


「……ん……?」


「どうしたの千川くん。

清瀬さんの英会話教室終わった?」


「いや全く。

そうじゃなくて…………。

やっぱなんでもねえ。」


「え?なにそれ。そういうの良くないよ。

気になるじゃん。」


「気にすんな。

あ、田無。どうかしたのか?」


明らかに話を逸らされたが、田無さんの名前が出たので振り向く。

あんな目にあわされたというのに学校に来るなんて偉いよなあ。

そんな彼女は明らかに何か言いたげにこちらを見ていた。


「田無さん、どうかしたの?」


「えーっと、光ヶ丘くんちょっと借りれるかな。」


「どうぞ。煮るなり焼くなり好きにしろ。」


「なんで千川くんが決めるの?」


とは言え田無さんが俺になんの用事があるのか気になるので彼女の後に続く。

やはり拝島くん絡みのことだろう。

俺は田無さんに連れられ、階段の踊り場にやって来た。


「その、光ヶ丘くんにお願いがあるんだけど……。」


「そんな予感はしてた。

なに、拝島を再起不能にしたいとか?」


「そこまで過激じゃないよ!

そうじゃなくて、拝島くんの家に一緒に付いて来てくれないかな。」


「……俺が?」


「あゆ……鷺ノ宮さんに頼もうかと思ったんだけど、拝島くん危ないし……。

男子の中で頼れるの光ヶ丘くんだけなんだよ。」


まあそうだろうなあ。

うちのクラスで拝島と対立できるのは俺か千川くんだけだ。

しかし千川くんはあのヤンキーのような見た目。頼みにくいだろう。


「良いよ。

家に行って拝島くん殴れば良いの?」


「いや違うから。

ただ少し話し合いたいだけだよ。

1人だと怖いから……光ヶ丘くんはただ立っててくれればそれで。」


「わかった。

それでいつ行けばいい?」


「今日……とか?」


残念ながら今日も恋ヶ窪さんと一緒に帰れないようだ。

こうなったらとっとと問題を解決して、田無さんに邪魔されないようにするべきか。


「………………………………いいよ。」


「本当ごめん!

この借りは必ず返すから!」


君の返済は期待していない。

が、拝島の弱みを握れるのはいいことだ。

ここで彼を操れるようになれば、それはクラスの男子を操れるようになるのと同義。


「じゃあまた後でね。」

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