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女吸血鬼の不定期日記  作者: 野兎症候群
12/19

2021年1月

1/13 星


月のない夜は星が蛍の光のようにはかなく輝いていてきれいだから好きだ。


でもここ百年の間にあたしの住処の周りはすっかり明るくなってしまって小さな蛍の光は見えなくなった。


もっと暗い夜のある場所ならきっとまだ見えるだろうと思った。


次の住処は田舎にしようと思った。


以上


・・・・・・


1/22 晴れ


夜道を歩いていたら地べたに座り込んだにぎやかな色の頭の男どもが話しかけてきた。


何人か同時に話すものだったからまるで外国語のようで何と言っているのか分らなかった。


あたしが首を振ってから立ち去ろうとすると手首をつかまれて囲まれた。


嫌な気分になって手を振るうと男どもは簡単に吹き飛んでいった。


蝙蝠どもが暗がりから見ていた。


そのまま歩き出したが今度は呼び止められることもなかった。


以上


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