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【物理最強】十年不登校を極めて転生したら魔法学園の教師に!? 追放されし元カノが廃墟いたから救う件  作者: 速水すい
3章 救えない存在編

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十七話 遠征課題

今日から一週間ぐらいルミナス中立拠点で活動する。仮眠室で男女別室、朝早く起きたのは俺で厨房がある食堂へと歩く。



「あ、おはよー!」

「おはよう」

「うんうん、流石先生! 朝早いねぇ」

「あはは……君も偉いよ。エルデ自慢してるのも頷けるな」

「えへへ、ありがとう!」



今日の当番はエルデの妹エレナ、五つほど歳が離れていてまだ十三歳。中学生ぐらいって色々ある年齢なのにこの子はしっかりしてる。



「エレナ、いくら先生気に入ったからって困らせちゃダメよ?」

「わかってるよ〜」

「本当にかしら? すごく幸せそうな顔してるけど」

「う、うるさい! お母さんは休んでて!」

「はいはい、じゃ当番任せたからね」

「はーい」



エルデのお母さんは優しそうだ、エレナとはかなり仲が良さそうなのが伺える。

客きてもテキパキ動く、本当に出来た子ってあんな感じなんだろうな。



「おっと、すまない」



軍服を着た巨漢な男、見る限りは何となくわかるエルデのお父さんである。



「あ、エルデのお父さん」

「先生でしたか、うちの娘は?」

「学園都市に来たら光りそうですね」

「やはり、この子は特に凄いです。二人の兄をよく見て欠点を理解してのですよ」



やはり父親は娘を自慢に思う、俺にも妹がいたけどめっちゃ適当の面倒くさがり屋だったなぁ。

こうにはならんだろって奴なんだよなぁ。



「やはりそうですよね、下の子は大体そんなもんですよ」

「やはり、どこの家庭も同じですかね。ただ、問題はありますよ。一番上があんな感じになってね。二番目エルデはそんな兄を見て自分を押し殺して育ってしまって……自分の主張を言えないくなりましてね」



人に合わせるタイプってのは薄々気付いていたけど、原因は原因か……やはり兄か。



「兄妹の関係は悪くて、エルデとエレナは問題ないけどノルスがほぼほぼ亀裂入れ。普通仲良くなるものだけど、そう簡単な話ではないかもです」



関係悪化させる要因はよく分かった、兄が悪いのがあるのになぜこの話を俺に? っと疑問を抱く。



「あの、少なくてもわかってるならなぜ兄ノルスに怒るとか注意出来ないのですか?」


その疑問を俺はぶつけた、エルデのお父さんは難しい顔を浮かべて「ふむ、荒波を立てたくないのが私でして」って言ってくる。


誰もが同じことを思うけど、それは百あって百はない。必ず場を崩して環境を破壊する人はいる。



「お父さんの気持ちは分かりますが、荒波を立ててるのはノルスです。それを止めないでいると……家族三人息が吸えないぐらい酷い環境になりますよ」



俺はエルデのお父さんに注意的な感じて言った、しかしそれでも「ノルスは、過去に虐めらておかしくなりました。だから、攻めいる事が出来ない」って言って返してくる。



流石に俺は強めに「それとこれは違いますよ。教育的に一番大事な時期……少年期や幼少期に人から怒られるを学ばないと、怖いもの知らずになってわがままに育ちます。自分主観で自己中にもなります。これが後々に家族を危機に晒すことに繋がります。それが結果的に今出てきてる感じはしましたよ」って言うとエルデのお父さん静かに考えてそっから喋らなくなる。



エレナは俺の方に近づいてきて「ちょっと来て」っと服袖を引っ張られる。

エレナはお父さんに手を振り、お父さんも振り返した。



エレナの部屋に導かれた俺は少しだけ戸惑う。

なんかすごく熱い眼差しで俺を見つめていた。



「な、なにしたの?」

「んー、家庭内の話してるの聞いて部屋に連れてきちゃった」

「なんかその、可愛い部屋だな」

「あ、ありがとう。それでね、私からもお願いしたいの。ノルスをどうにかできないかなって」

「簡単な話じゃないと思うぞ? 」

「うん、わかってる。けど、いつまでもこのままじゃ嫌なんだ」



ちゃんとしてるだけあるなぁ、強引だけどまぁこの子の良さも分からなくもない。

家族を考えてるんだな、優しい子なだけある。



「エレナ、もし良かったら来年学園都市に来なよ」

「え?! そんなアプローチされたら私…お嫁さんになるしか……」

「エレナさん? ちょっと妄想が……」

「あ、ごめんね」

「俺から推挙する、兄と同じく輝ける未来を君にもあるから」

「わぁ……! 嬉しい!! ありがとうっ!!」



エレナにハグされてしまう、なんと、なんといい香りなんだ! 好意を持たれた人生あんまりなかったけどこれはこれでありだ!!



エレナはハグを終えると、急いで部屋の外に出ていった。嬉しそうな横顔を見てから俺もエレナの部屋から出ると……ルミナスとぱったり。



「え? カイトまさか……!!」



俺は身の危機を感じた、何かやばいルミナスが怒ると()()が起きる。



「うわぁぁぁぁぁん!! 私という大事な存在を差し置いて……そんなのあんまりだぁぁぁぁぁ!!」



かまちょが故に甘えん坊スキルが発動して、変なことを悟り泣き喚くのだ。



「ルミナス、期待すること無かったぞ」

「嘘だ!! 私にあんなことしといて……浮気して! 責任取ってよぉぉぉーーー!!」

「ちょっ!? 何誤解する発言してんだ!? ってうぉぉぉーーーー!!!?」



俺はルミナスに服袖を引っ張られぐるんと一回転して、押し倒した構図になってしまう。

こうしてみるとかなり美人、可愛い女神ってこの事だろう。互いに見つめ合ってしまう。




「んでよ、俺が起きたら。先生いねぇからさ、ゴキブリを潰してやったんだぜ」

「うわっ!? 潰したって……一匹いたら百匹いるじゃん!?」

「私なら、魔法で……」

「クロノスちゃん、それだけはダメ」

「んー、じゃあシエルはどうしてるの?」

「物理戦争」

「はっ! 朝から元気だねぇ」

「エレクレール……!!」

「あ、先生……?」



タイミング最悪だ、クロノスにバレてしまった。

話的にシエルとエレクレールも居るな……やばいなこれはまずいな。

てか、クロノス手招きするな!!? 何面白そうな顔してんだよ!!!



シエル目撃される、顔で手を隠して指の隙間から

「なっ!? な、な、な、な、な、なぁぁぁぁぁぁぁーーーーー!!!?」っと赤面になりつつ叫んだ。


エレクレールはニヤニヤ笑いながら

「ヒュー、やるねぇ」っと楽しんでやがる。



「こ、これは誤解なんだ!!」

「五階?」

「クロノス、どうしてそうゆう解釈に!?」

「先生、私。まだ諦めませんから……!」

「シエルさん、なにを!?」

「カイトはこれから私とあれこれするから」

「ルミナスさん!?」

「おー、こりゃ子供が見れない場面が始まるなぁ」

「エレクレール!? た、助けてくれよ!!」

「ヤダ、楽しいからこのままで」

「ぐぉぉぉぉ!!!俺に味方はいないのか!!」



こんな賑やでカオスな事態が、終わり俺は変態教師って言われ続けた。とくにシエル、すごく怒ってて妬いてるのかよく分からない。



「あ、シエル」

「ふーんだ」


また別の場所にて



「シエル、明日の話だけど」

「知らない」


この様に避けられてしまう、俺は何を間違えたんだ。それを知ってか知らずか、クロノスは頭をなでなでされてしまう。



「先生、大変だね」

「あぁ……時の癒しありがとう。クロノス」

「よしよし」



それから数日後、課題は難なくこなしていた。

大半がお使いや、人探しなどで討伐魔物もあった。

遠征最終日まで残り三日となったある夜の日、俺は眠れなくて夜風にあたりに外へ出た。



月夜か、明るいなぁ……満月なのに街を見れないなんてちょっと残念だけどな。



そう思いながらルミナス中立拠点から少し離れた、俺は背後から違和感を感じ取る。

ちょっとした道中に出る、軍用道路で俺は静かに言った。


「何故いるんだーーー《A》? そこに居るんだろ」



木々を揺らして降りてきた仮面の少女《A》だ。

統合結社と関係あるには違いない、なのになぜ俺の後をついてきたんだ? っと静かに思う。



「流石、なぜ気配がわかった?」

「殺気? いや、何故かどっかで感じた事あるんだ。 ただそれが分からない」

「変だね、君と私は知り合ったばかりなのに。妙なことを言う……」



《A》は武器を構えて俺に攻撃を仕掛ける。

右手には短剣、俺が今予備にあるのは……ビー玉!

連撃をしかけてくる《A》に俺はかわしながら、ポケットに手を入れてビー玉を手に取り弾いた。

《A》の短剣に当たり弾きとんだ、少しばかりにやけて「あの間合いでよく放てたね?」っと軽く挑発された。



「何がしたいんだお前は? 記憶を探すとか言ってて、なんで敵対になる理由が必要なんだ?」

「私はお前がいるとよく分からない感情が働く。執行者として、排除しなければならない」

「何を言ってーー!?」



《A》の周りには、また違った二人が姿を表す。

一人は白髪の老人、一人は背が低い若い子だが……耳が長い。エルフに違いないだろうけど、仮面で素顔が分からない。



「ふむ、今宵も導かれし青年よ。《A》の非礼を詫びたい。済まなかった」

「規定違反よ? 《A》」

「……私は私のやり方がある。《G》 と《R》貴方達こそ何故きたの?」

「《Z》から見張りを言われましてな。やはり新人は即決力が高い、故に危ない」

「《A》しばらくお休み」



《R》という子が指を鳴らした瞬間……《A》は気を失うかのように倒れた。

《G》が《A》を抱えて、淡い光でその姿を消した。《R》は俺の方を見て「貴方は抗えるかしらね? 全ての陰謀に」っと言葉を残してその姿を消した。



俺は訳分からないまま、今起きた1連を理解しようとしたら難しい。とりあえず、今は考えないようにしようっと思った。

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