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ゴミ箱をまくらにする、女?
「ぐごーぐごー」
どこかから聞こえる高いびき、音量が明らかに室内から聞こえるものではない。
だからリアは見当をつけた。
こんな朝から外で寝てる輩は、私の国には一人しかいない。
昨夜は賑わっていただろう酒場街を見回していく、すると、
「いたよ・・・。」
ゴミ箱を背にしてうなだれているおっさん・・・じゃなかった、女が一人。
手には酒瓶を抱えている。リアはすぅと息を飲み込むと、一気にそれを吐き出した。
「起きろぉー!まつらー!!!」
目の前のおっさん・・・じゃなかった、女がビクッ!!と痙攣する。
そしてゆっくりと顔を上げてリアの方を見た。
「なんだ?リアじゃん。うーっす。」
普通に手を上げて応えた女。リアはまくしたてるように言った。
「なんだ?じゃないでしょ!まつら!あれほど呑みすぎるな、と言ったのに!
しかもまた家に帰らずその辺で寝てるとかありえないんだけど!?
アタシ言ったよね?疲れてるんだから、今日はほどほどにしろって?
あんたも、はい、って言ったじゃない!?」
リアが女に感情をぶつける。
そう彼女の名はまつら、リアとの関係は・・・字数がないからまた次回かな?




