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黒と白の美魔女たち
「リア、ごきげんよう」
謁見の間に座る王の前で、
上品に会釈する二人の女性。
一人は漆黒のドレスに身をつつみ、
大胆に開いた背中を隠すこともなく、
リアに向かって丁寧にお辞儀をしている。
もう一人は純白のドレスに身をつつみ、
すらりと伸びる美脚もあらわに、
裾をつまんでお辞儀をした。
するとリアはもう待ちきれん!とばかりに玉座を飛び出し、
二人に向かって抱きついた。
「んー、ルルドー!あやりー!ずっと会えなくてさみしかったよー!」
王の威厳もどこへやら?
スリスリと頬を寄せながら二人になつくその姿は、
尻尾をふる犬のようだ。
「もう、リアったら相変わらずね。でも元気そうでよかった。」
頭をよしよししながらリアに話しかけるルルド、
あやりは口に手を当てて、ふふふと微笑んでいる。
「なかなかリアが顔を見せないから、二人で示し合わせて来ちゃったわ。
でも、急な話で迷惑じゃなかったかしら?」
「全然!ふたりが来てくれると聞いて楽しみにしてたのよ。
さぁ、お茶の用意ができてるわ、行きましょう!」
二人の美魔女たちに挟まれて出ていくリア。
さてさて、どんなお茶会になるのやら?




