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旧知の王宮錬金師
「ふんふんふーん♪」
リア王ったらとても機嫌がよさそう。
久しぶりに女子だけのティーパーティを開けるとあって、
心ウキウキみたいだね。そんなリアに一人の男が近づいてきた。
「リア?頼まれてた仕事、終わったぞ?」
男は持っていた長めの革袋を無言で渡す。
リアが袋から取り出したのは、一振りの剣だった。
「お?いーじゃんいーじゃん、持ちやすくなってるし、
拵えも想像してたより実用的になってる。
さすが弥助さんだね☆」
「うむ、この剣ならそのナイ胸を
切り裂くこともないぶふぅわぉ?☆kgうdy・・・!」
弥助さんはリアの鋭いパンチに倒れ伏した。
しかしすぐに立ち上がり、Goodポーズをする。
「ちっ!うまくカラダをひねってダメージを殺しやがった!」
一撃で弥助さんを沈められなかったことが悔しいリア。
だがこれはいつものことだね。
王宮錬金師の弥助さんは体術にすぐれてて、
リアの怪力に任せたパンチなら余裕で威力を殺せるんだ。
ちなみに弥助さんは小四輪車大会の選手で、
レース前になると、こうやってリアにちょっかいを出しにくる。
こんなやり取りも茶飯事なんだな。




