クラスメイトは・・・2
遅れてすいません。(言い訳は、あとがきで)
『・・・・・』
教室が、沈黙に包まれた。
きっとこの暴力的な鳴海を見て恐怖したのだと思った。しかし・・・
『きゃあああ、河野さんステキー!!』(主に女子の歓声)
『か、かっこいい・・・』(主に男子の雄叫び)
おかしいのは俺だけなのかああああああ!!??
だって、ええ?!。あの暴力女のどこがいいんだ!!
と、心の中で雄叫びを上げながら鳴海をみた。
「ケンちゃん♪。」
うん、今まで見たことないぐらい美しく怖い笑顔で俺を睨んでた♪。
「な、鳴海、危ないじゃないか!!。あたったらどうする!!??。」
「平気よ、当たっても死なないジャン♪。今までも、これからも。」
「今、とてつもなく危ないこと言ったよ!!わかってる!。ていうか、これからもって。」
「大丈夫、ケンちゃんが私を怒らせたりしない限り抑えるから。」
「なにそれ、まるで普段から殴りたいのよ発言!!。」
「まだ、口答えするの?」
「ゴメンナサイ、モウクチゴタエシマセン。」
いいたいよ!!いろいろ理不尽なことありすぎだろ!!でも、自分の命には、変えられない(悪魔の力で寿命が来るまで死ねないけど)。
「ならよろしい。」
ああ、なんでこいつの笑顔は、こんなに怖いんだろう。こんな具合に話しをしていると、教室の前の扉が開き、そこからまだ、10才ぐらいの、黒髪にジャージ姿の、女の子が入ってきだ。そして最前列に一つだけある机の上に片手を置いた。悪い予感がする。まさかそんなはずない。
しかし、その悪い予感は、見事に的中した。
「席につけ。」
女の子が言った。しかし、みんな動かない
「席につけ!。」
今度は、少し強めに言った。しかし、存在すら認識されていない。可哀想に・・・。
目の前の女の子は、突然肩を震わせた
次あたりキレるのでは?と思った。しかし、結果は俺の予想を遥かに超えていた
ちょっとした行事で、広島の慰霊式に参加してました。おまけに、発表の準備もあるのでまたおくれるかもしれません。