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出会いとは必然なのだ

お久しぶりです。最近ようやくスランプから立ち直りました。更新遅れてすいません。これからもっと頑張るので、どうか見守っていてください。

生徒会長の『謎の生徒捜索命令』は、次の日に取り止めになった。生徒会長は「みんなに迷惑をかけた」と謝っていた。それでも暑苦しい男どもや、ちょっとあれな女子の雄たけびが上がるのだからすごい。


「司、生徒会長ってそんなに凄いのか?」


「それはそうd「それはそうだろ!!」・・・・・」


俺の質問に答えようとした司を張り倒し、シンがオレとキスしてしまうのでないかと思うくらい、顔を接近させてきた。もし相手が女の子だったのならば、とてもうれしいはずの状況だが、残念ながら相手はシン、正真証明の男だ。嬉しいはずもない。


「彼女は、『この僕』を差し置いて、1年で生徒会長に上り詰めた女性だよ。そして、僕の婚約者候補でもあるのだよ。なぜなら!!この僕にふさわしい女性など、早々いないからね!!」


・・・・何というのだろうか?率直に感想を述べるのならば、めんどくさいだろう。非常に厄介だ。その後も、永遠に続くのではないか?と思うくらいシンが話し続けた。途中からもうシンの自慢話だった。というか、シンの下で痙攣している司は、助けたほうがいいのだろうか。別に助けてもいいのだが、今話しかけたところで、退くことはおろか、俺の声さえ聞こえないと思う。あっ、泡吹いてる・・・・。

しかし、そんな俺の心配は、俺の体に抱きついてきた存在により、無駄に終わった。というか、ほとんどタックルだ、痛い、地味に痛い。

  健一は10ダメージを受けた

見たいな感じだ。

そして、俺にダメージを与えた張本人を見た俺は硬直し、同時にシンも話すのをやめた。

ははは、ジョウダンデスヨネ。

何だろう?俺って本当に呪われてるのかな?お払い受けるべきかな?今日の晩飯何にしようかな?




今晩のメニューを決めよう、そうだな・・・・たしかジャガイモとたまねぎに豚肉はあったはずだ。この材料ならカレーかな?でもニンジンがない・・・・・まあいいか、特別食べたいわけでもないし、肉も豚肉だし。

カレーに決定!!!


パチパチ!!・・・・・・・・・






・・・・・・・現実逃避終了・・・・・・・・・


「浅野 健一!」


聞きなれない、といっても今朝聞いたばかりの声にわれに返る。とてもきれいな声だ、そんなことを考えることにした。しかし、いつか現実を見なくてはいけないわけで、俺は硬直したシンを見る。






完全にいってしまっている。ためしに手をかざすが、反応なし。これ重症だ、早く何とかしなければ。俺はシンに近づこうとするが、強い力で抑えられる。


・・・・・・・これ以上の現実逃避は許されないようだ・・・・・・。





「何用ですか?『生徒会長』」


俺の体をガッチリ羽交い絞めにしていた犯人を見る。

気づいていた、気づいていたともさ、この人が俺に攻撃した犯人だって、でもね、認めたくないじゃないか、この平和を愛するこの俺が、なぜこんな問題の種のような人物に突然抱き疲れなくてはいけないのだろうか。というか、なぜに俺の周りには問題の種のような人物が続々と、集まるのだろうか。きっとそれは聞いちゃいけないんだろうな・・・・・。思わず遠い目になる俺、そしてそんな俺に襲いかかろうとする影。その影からの攻撃をかわす俺。


「・・・・・チッ」


舌打ちをするシン。


しばしの沈黙の後、口を開いたのは俺のほうだった。


「何のつもりですか?」


またも沈黙。重い空気が俺のネガティブハートを締め付ける。その間に、問題の彼女は俺に体をさらに密着させる。痺れをきらせたのかシンが俺を見据えて言葉を出した。


「どういうことかな健一君」


「どういうことでしょう・・・・シンさん」


つい敬語になってしまう俺。でもしょうがないじゃないか、怖いんだよ、目が!なんか死んでるんだよ、目だけ死んでるんだよ、なんかゾンビみたいなんだよ。というか、俺の腕についてる奴、すりすりしないでくれ!!俺も一応男なのだ、その、一応女性にこんな風に密着されると、ドキドキしてしまうのですよ、ええ、ドキドキしてしまうのです。ここ、大事なところだから覚えておくように。

俺は彼女を見て聞いてみる。


「あの、俺に何用ですか?」


「ああ、わたしは 未来恵 一応この学園の生徒会長をやっている。みんなからは生徒会長と呼ばれているからそれでもいいが・・・・・」


彼女は少し言葉をにごらせて


「お、おまえには、め、め、め、恵と呼んでほしい」


顔を真っ赤にしていわれた言葉。

この子も真っ赤になるスキルを持っているのだろうか?それとも、赤くならないほうが異常なのではないだろうか?

でも、せっかくの申し出なので、そう呼ぶことにした俺だった。


「な!!恵だって!!」


シンは「僕でさえまだ呼び捨てにしていないのに」と落ち込み始めた。本当にめんどくさい、さっきよりもパワーアップした。

さすがにめんどくさくなってきた俺は、シンを気絶させた。なあに、ちょっと首を絞めただけさ♪

この後、シンの記憶を消し、俺は生徒会長と二人きりで話せるように学園を出た。

久しぶりの登校でしたが、いきなりアンケートをとりたいと思います。

1.皆さんのお気に入りのキャラクターは?

2.何か、こんなキャラクターがほしい

3.こんな敵キャラほしい

4.その他、作品に対しての意見

この四つの内、ひとつでもいいので意見をください。今後、このアンケートしだいで物語が変わっていくので。

他にもご意見・感想もお待ちしています。

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