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『俺が人質!!』~・・・・・・~

すいません。長い文にしようと思ったら、4回も間違って消してしまい、創作意欲を失ってしまってました。

山田の銃口が、俺の頭を狙っている。


「次はどこがいい?」


俺の体には、7つの穴が開いている。両手首に両足首、腹に3っつ。すでに死んでもおかしくないくらい、血が流れている。山田は、俺が思っていたよりも頭がいい、確実に急所をはずしている、それでも普通の人間がここまで耐えられるかどうかは微妙なところだ。人質は27人だった。すでにあの4人は逃がしてある、恐らくもう管理局に電話したのではないだろうか?別にそんなことをしなくてもいいのに・・・・・。


「肩・・・いってみようか?」


俺の右肩に銃口が、突きつけられる。


バンッ!


「っ!!」


こいつ、俺のこと人間だと思っているのか?恐らく思っていないんだろう、恐らく玩具くらいにしか・・・。


また、俺の体から血液が吹き出る。もうすでにフロアの5分の1は真っ赤に染まっている。人質は俺を見ないようにしている、当たり前だ、こんな姿、自分でも見たくねえし。


「はあ・・・はあ・・・・・っ・・・・・はあ・・・・はあ・・・・・・はあ・・」


息が荒くなる、一応死ななくても、痛いものは痛い、何度叫びそうになったことか。でも、それは俺のプライドがゆるさねえ、こんな奴を喜ばせるなんて、まっぴらごめんだ。


『犯人に告ぐ!今すぐ出て来い!!』


おや?もう来たみたいだ、行動が早いこと、まあ、重量な戦力(美琴たち)の問題だ、のろのろしていたら、首にされかねないからな。


「意外と早かったな」


山田は窓の外を見ながらつぶやいた、外では、こちらに銃口を向けて待機している。完全に包囲された。

一方山田はあわてたようすもなく、淡々と言い放った。


「そろそろ終わりにしようか」




~美琴~


今私は、銀行の前で待機しています。ただ待機していてもだめだと思い、さっきからアッ君をよんでいるのに、返事がきません。どうしてでしょうか?

いつも頼りになるアッ君、よんだらいつも来てくれるのに、どうして今日に限って来てくれないのだろう。

浅野君は、私たちのために傷ついているのに、通報することしかできないなんて。


「どうして」


そう思うと、無性に悲しくなってきました、悔しくなってきました。そのうち、熱いものがあふれてきて、頬に涙が伝いました。


「美琴、泣かないで」


すると、ふいに抱きすくめられました。その手は、とても細くて、泣かないでといってる割には、彼女もいまにも泣きそうな顔をしている。


「鳴海・・・・」


『犯人に告ぐ!今すぐ出て来い!!』


管理局員の声が聞こえた、どうやら包囲が終わったらしい。でも、これでいいのだろうか?何かいやな予感がする、とてもいやな予感が・・・・・・・・・。



バンッ!・・・バンッ!バンッ!バンッ!バ・・・・・・・



そのとき、銀行内から20回の銃声が鳴り響いた。




これからは、大丈夫・・・・・なはずです・・・・。

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