表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
33/51

『それから』の章~新しい友達~

今回は短いですがご勘弁を・・・。

時は12月はじめ。この時期は全国各地がクリスマスムードになって、同時に寒くなる季節である。それはこのセイス学園も例外ではなく、浅野健一こと俺は布団の中で寒さと眠気に襲われていた。


「サミーネミーダリー」


目覚ましを止めてから何度この言葉を言ったかもう忘れてしまった。でも仕方ないじゃないか、昨日は任務だったし・・・。

まあ何がどうあれ学園を休むわけにはいかない、俺は鳴り出した目覚まし時計をすばやく止め学園へと向かうのだった。




「おはようケンちゃん!!」


いきなりの登場で俺は腰が抜けるかと思ったよ。何でこいつはこうも声が大きい、近所迷惑だろうが。俺が今驚いているのは鳴海が大きな声を張り上げて俺に抱きつく一般にタックルというをしてきたからだ。俺は当然ダメージを受ける、そして鳴海がそんな俺の姿を見て喜ぶ、で今に至るわけだ


「な、鳴海ぃ!!何しやがる!!」


「何って、スキンシップよスキンシップ」


「スキンシップで殺されてたまるか!!」


「よしじゃあ張りきって学園に行くわよ!」


無視ですか?俺のことは無視ですか?!

ふと見たコンビニに写る俺の目に光る液体があったのは気のせいだったのだろうか・・・。



ところ変わって学園内の俺のクラス、鳴海も同じクラスだがすぐにクラスのものにさらわれていった。以外や以外にも、学園内にいるほうが俺は平和である。


「あの」


俺の横を通り過ぎようとした少女の群れの中で、リーダーらしき少女が声をかけてきた。


「浅野君、本堂ほんどう つかさ君知らない?」


突然の質問、しかしこれは今日だけでも数え切れないほど受けている質問だ。俺は今日も数え切れないくらい言ってきた台詞をはく


「知らないな。でも、たしかあっちの方に行ったよ」


と後ろのドアを指す。


「ありがとう、みんな行くよ」


ドドドドドドと聞こええきそうなほど長い列を作り、彼女たちは去っていった。


「ありがとう、助かったよ」


俺の隣の席あたりから声が聞こえる


「どういたしまして、司君でいいんだっけ」


皆さんがお察しのとおりこの俺の目の前にいる少年こそが本堂司、このクラス(学園中)の女子のアイドルになった張本人。


「司でいいよ、オレも健一って呼ぶから」


気さくな性格で勉強はできないが魔法とスポーツなら大得意の美男子だ、そのせいで日々女子たちに追い掛け回されている。ついでに言うと、こいつもエクソシストの仲間だったりする、得意魔法は雷で模擬戦でもシンや鳴海、美琴に引けをとらないくらい強かった。


「毎度毎度悪いな、ステレスしてるとはいえこの教室にいる間ずっとかけとくわけにもいかないし、ほんと助かってるよ」


司がいうステレスとは、自分の姿を隠す魔法で、上級者になれば匂いや気配まで消せる。俺も使えるぞ。


「俺がいなかったらいなかったでずっとステレスしてるだろう」


「あれ、気づいてたんだ。オレ、ステレスには結構自身あったのに、健一は探査系の魔法が得意なの?」


「そんなところだ。司も俺とシンの試合見たろ、俺はあまり攻撃型は向いてない」


そんなのはうそだ、何より壊すのが得意な俺が壊せないと言っている、なんか自分で言ってて笑いそうになった、でもそこはぐっと抑えた。その後俺は司とつまらない話をしてからそれぞれ帰っていったのだ。


遅くなってすいません。三日に一つといいながら一週間に一回ですいません。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ