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『非正規社員 石田三成』~ショートストーリー集~  作者: 坂崎文明
第三章 世界放浪編

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豊洲市場の水銀とセレン

「あの、マグロが泳いでますが、これは一体?」


 そこは豊洲市場の謎の地下空間であった。

 謎の地下水の水位がかなり上がっていた。秋の長雨で地下水排水システムが追いついてないのだろうが、わざとかもしれない。

 ふたりの都庁職員が会話していた。


「この前、地下空間の空気から国の基準値の7倍の水銀がでちゃいましたよね。その対策です。マグロに水銀を蓄積させて、それを体内のセレンで中和するんですよ」


「セレンというのは何なんですか?」


「水銀を中和する毒というか、毒を持って毒を制すというやつです。重金属全般を体内から排出すると言われています。デトックスにいいとか。水銀は自閉症、認知症の原因だという説もあります」

「なるほど、魚食べ過ぎても水銀中毒にならないのは、そのお陰ですかね?」


「とはいえ、妊婦などは食べないほうがいい魚もあります」


「なるほど」


 というような小説をヒトラーが書いていたが、石田三成はいつになったらこのUボートは<シャンバラ>に着くのか心配になってきた。


 たぶん、当分、この調子なんだろうなと思いつつ、ヒトラー小説を愛読していた。


都専門家会議 豊洲市場「安全性確保」 開場認可申請へ

http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201807/CK2018073102000123.html


■深刻な健康被害をもたらす水銀の害■~有機水銀はもちろん、無機水銀でも有害です~

http://ecobody.jp/dental/library/amalgam.html


セレンを積極的に摂取

http://life-ddefense.com/life/archives/126

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