表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

◯◯◯◯◯

作者: 神崎優

初めてあの果実を見た、その時。

オレは胸が高鳴るのを感じた。


触れてはいけない。


そんな禁断の果実に、触れたい、と思ってしまった。何度も手を伸ばしかけては理性の力でそれを押し留める。


触れたいのに。触れてはいけない。あれは禁断の果実なのだから。


相反する二つの声。


しかし、ある時。

偶然、そう、あれは偶然の出来事だったのだ。偶然オレの手はあの果実に触れた。ほんの小指。その先っぽが少し触れただけ。それなのに。


オレは、その、感触を、味わってしまった。




その事実は変えられない。変えることができない。いや、変えたくない。


変えたくない。


そう、

変えたくないのだ。



変えたくない。その事実をなかったことにしたくはない。それはもう出来ない。


あの、甘美な体験こそが世の中の真実なのだと、明確に悟った今。それはもうなかったことには出来ないのだ。


亡き祖父の最期の言葉が蘇る。


「禁断の果実には、触れてはならぬ理由がある。理由があるからこそ触れてはならぬ。いいか、触れてはならぬぞ」



祖父よ、オレは触れてしまった。

触れてしまったのだ。



その甘美な体験はその後のオレの人生を大きく変えてしまった。あの果実無くしては生きられないほどに。



ああ、オレはばかだ。笑ってくれ。欲に負けたこの愚か者の末路を。この人生を。


オレは、あの果実無くしては生きられなくなってしまったのだ。








Q,禁断の果実とは?


A,…タイトルにその秘密は隠されています(文字数)分かっちゃった人は変態だよ☆作者と友達になろう!








































えー…そんなに知りたい?後悔しないでね!苦情は受け付けません。
























☆おっぱい☆


祖父の最期の言葉がそれとかもうなんか可哀想

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ