表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

俺氏、システムの不備を突く悪質な投稿にブチ切れる【なろうの投稿システムに対する提言】

作者: 橋立 読虫

2016/7/8追記

本文中で紹介していました、「連載を毎回完結済設定にして完結欄に表示させるやり方」は、運営さんが対策されたようです(初回設定時のみ表示に変更)。ありがたや……

 ご覧いただき、ありがとうございます。


 このページは、なろうの投稿システムに提言を行うためのエッセイです。


 なぜこのような事をやろうと考えたかというと、なろうの投稿システムというものが、いまいち曖昧なものに思えたからです。


 投稿の形として、連載と短編があります。それ自体は良いのですが、その投稿システムの不備を突いて、悪質な投稿を行う方が一定数います。(システムを勘違いしている可能性も無きにしも非ずですが)


 それは、毎回連載小説を完結させるというやり方をとる方と、そもそも単発の短編なのに、連載として投稿し、一話のみで完結させるというやり方をとる方です。


 何故完結させる事が問題なのかと言いますと、なろうでは、完結によってPVが大きく上昇する可能性があるためです。


 なろうのトップページには、更新欄というものがあります。上から短編、完結した連載、更新した連載と並んでいます。

 投稿されるほとんどの方は、自分の作品を見て欲しいと考え、投稿すると思われます。ですが、この更新欄というものは目まぐるしく変わります。そのため、少しでも目に留まるようにと、タイトルを工夫されたり、投稿時間をずらしてみたりですとか、様々な涙ぐましい努力をされている方もいらっしゃいます。


 この更新欄の中に、流れの緩やかな物が一つあります。それが、今回問題にしている完結済の連載欄です。

 この欄に投稿されているのは、作品の文字数が十万字を超えることもある連載小説ですので、そうころころと表示が変わるものではありません。更新中連載欄では二十分。短編でも一時間持てばいいとこですが、完結欄は半日以上持ちこたえる場合があります。その分、人の目に触れやすいという事です。

 連載をされている作家の方々の中では、これを完結ブーストと呼ぶこともあるそうです。この効果を期待されている作家さんを、なろうのスレッドなどではちらほらと見ますし、私自身も楽しみにしています。

 ですが、先述のやり方をされてしまうと、せっかくの完結済み更新欄が台無しになってしまいます。

 一度に表示される作品数は二十件。例えばその中にあなたの作品があったとします。三ヶ月以上書き続けた力作です。ですが運悪く直ぐ後に完結の作品が連続して投稿され、あなたの作品は下から三番目の位置になってしまいました。

(でも完結欄だから、数時間は保つな)

 そう思っていたあなたでしたが、三十分後には更新欄から自分の作品が消えていました。驚いたあなたが見たのは、なぜか一話しかない連載と、以前にも見たことのあるようなタイトル。


 こういった事が起こり得るのです。最後のチャンスを期待していたご自身の作品がそのような目にあったら悔やみきれないと思います。


 毎回完結出来るやり方は本来、ストーリーが完結した後、番外編を載せる際などに使われるそうです(残念ながら全く違う話なのにこのやり方をされる方もいます)。

 このシステムは上記の場合などに必要かと思われますので、特に問題とは思えません。勿論完結後に多数の番外編を投稿するのであれば、別枠を設けて頂きたいところです。実際別視点等で同じ物語を書く作者さんは、多くの方がこのやり方を採っておられます。

 ですが、連載なのに一話で完結できる後者のシステムは、変更を加えたほうが良いと思います。例えば二話以上でないと完結できないようにシステムを変更するですとか。


 最も良いのは、作者自身が良識を持った投稿を行う事です。そうすれば運営さんにも余計な手間を掛けさせる必要がありませんから。


 もし今回述べたようなやり方をされている作家さんがいらっしゃったら、お願いします。どうかおやめ下さい。完結ブースト、私めっちゃ楽しみにしてるんです。上がるかどうかは分かりませんが、可能性まで奪わないでください。よろしくお願いいたします。


 勿論最初に述べた通り、システムを勘違いされている方もいらっしゃると思います。もしそれらしき方がいらっしゃったら、メッセージか何かで、コッソリ教えて差し上げましょう。


 最後に一言

『チートが歓ばれるのは、物語の中だけ』


 ここまで読んでいただき、ありがとうございました。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[一言] システムの不備を付く輩は必ず存在します 列への割り込みを知っていながらにして 何も対策を講じない運営にはウンザリ 『その他』ジャンルも無法地帯だし なろうが世間一般から馬鹿にされるのも 不備…
[気になる点] 一部は一話の間違いでしょうか? 二部以上でないと完結出来ないシステムだと全部長編になってしまうと思います。 中編や数話で終わるものは短編で複数投稿して欲しいということでしょうか? [一…
[一言] みんないろいろ考えて投稿しているんだなって宇野が、読んだ感想です。 そこまでは見ていなかったので、確認してみるとそういったものがありますね。 別のランクング方法とかって、もっと種類を編み出し…
2015/03/25 09:09 退会済み
管理
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ