転生したよ 1
どうやら「転生」らしい。
まさか・・・と思いたいが、自分でも近頃おかしかったと思う。
40過ぎた おっさんが、ネットの「ラノベ」に嵌るなんて・・・
きっかけは調べ物だった。
趣味の「戦国もの」で、黒色火薬や、硝塩を検索中に、
ネットの「ラノベ」サイトにぶち当たった。
おっさんらしく「戦国もの」を読んでいたのだが、
「ファンタジー」に手を出したのである。
仕事もし、社会生活で部下もいる。
分かれた嫁との間には中三、中一の娘もいる。
そんなどっぷり おっさん がだ!
厨二病表現を馬鹿にしつつ楽しんでいたその姿は、
まさに恥ずかしい厨二病だと思いつつ・・・
睡眠時間削ってまで必死に「ふぁんたじー」を読み漁っている姿こそ、
ま・さ・に!ファンタジー!というよりかなり
脂ぎったオタクより き・も・い!!
神様のお導きであろう。きっとそうに違いない。
死んでしまい、そしてこの「剣と魔法の世界」に意識と知識をもって
「転生」することになる運命を受け入れるためになされた、
「チュートリアル」としての2ヶ月だったと思う。・・・思いたい。
チート。俺tuee-。欲望の赴くままに若い人生やり直すのだよ ぐへへ。
感じの悪い、腹立つ文章だなと、思うキミ!「正解!!!!」
「モノローグ」なのよ 「独り言」
文学なんて自分に対して自分の思っていることを、
自分にしか通じない論理で他人に語りかけているように見せかけた自慰行為。
他人に語りかけている「ダイアローグ」ではないのだ。
だから、この文章は俺の知っているサイトにもし掲載されれば、
本来対象とされている読者層(10台~20代)にキモイ おっさん が、
上から目線でエラそうに語りかけているように見えるはず。
間違って読んでしまった若者が、嫌悪感を持てば持つほど、、
「カ・イ・カ・ン」・・・ほれ 薬〇丸ひろ〇 早速知らんやろ。
脱線した。
生まれて3ヶ月程たったと思う。
ようやく目がモノの形と色彩を認識し始めた。
生まれていきなり、ママの顔が見えているなんてことは絶対ないぞ。
ママが金髪で碧眼の美人 なんて初めからそんな展開も無い!断じて無い!
ここいらからすでに、美少女や猫耳等の期待を裏切るフラグたってる。
俺のママは、化粧っ気のない栗毛の普通の外人だ。欧州系ではある。
テンプレから美しさを抜いた感じです。
大体、初めから「がっかり」と思うなよ。テンプレは14・5世紀のヨーロッパなんだろ。
その頃に今のような小顔でプロポーションも抜群の美人は居ないんだよ。
ボティチェリの「ビーナス誕生」をよーく目ん玉ひん剥いて見てみろ。
あれで絶世の美女なのだよ。ビーナスちゃんが・・・
今ならアイドルグループの端っこ扱いの顔で、グラビア撮影できない体型だ。
でも、抱き心地は良さ・・・ おっと危ない。
それが偏差値70なのだから!俺の新しい「ママ」は偏差値50超えて居るんだ。
「ママ」 というより 「かあちゃん」って感じだけどな・・・
「かあちゃん」の名誉のために言っておく。
「産業革命」前の消費生活社会でも、情報伝達社会でも無い時分。
消費される美しさ、男の消費欲のみならず、女の消費欲(化粧とかオンナかっこいい、オサレ、モード、等々)に端を発する「美」は無い。
明治・大正・昭和初期の日本人平均から、平成の今の女の子平均の変化がかなり異なるように、同じことがヨーロッパでも起こったんだよ。
オマイらの元祖 ウラジミール・ナボコフ先輩( 文学作品「ロリータ」の作者な)・・・
「違うって!!」て今、心の中で叫んだキミ!!目が泳いでるぞ。
こちらからは見えないが俺は魔法使いになるはず?だから分かる。
彼が若い頃ロシア語に翻訳したのが、
ルイス・キャロル「不思議の国のアリス」だ。
キャロルはかわいい少女の写真を撮りまくっていたそうだ。
オマイらと意見があいそうだな・・・へへへ。
それは今までに無い「美」を発見した先覚者であると歴史的に評価されている。
今までに無い「美」それが、今風の「美」だ。
彼らの活躍した1900年頃、
ヨーロッパに画期的な美的意識変革があった事実は知ってくれ。
それまでは美人といっても、
おばちゃん風でやぼったい感じの美人しかヨーロッパにも居ないのだよ。
何が言いたいか!
「かあちゃん」はブスではない!断じて無い!・・・
「美しいとまでは言えない」・・・ということだ。
疲れた。
あまりにも力説してしまった。
だって新しくお世話になってる「かあちゃん」だしな・・・
ホントは44歳の俺が、二十代そこそこの女のおっぱい吸ってるし、
肌のハリが違うし・・・
文句言えない・・・ 眠くなってきた・・・ゴメン・・・寝落ちしま・・・