矛盾
「大気を汚し続ける火力発電所の即刻閉鎖を!」
ある環境団体が朝、火力発電所の門の前でそう書かれたビラを配っていた。
それを受け取った、通勤してきた発電所の職員たち。
ある人は丸めて捨て、ある人は無視した。
ビラの紙は誰にも拾われること無く、ゴミとなり、大地を汚していった。
200文字に満たないので文字数を稼ぎます。
これは今日、神保町に本を買いに行って路上にビラが落ちているのを見て、アイデアが浮かんだ作品です。いわゆる、ショートショートです。
はじめてショートショートを投稿します。
(そもそも小説の投稿自体初めてかもしれません)
ぜひ評価をお願いします。