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余命宣告された男は余生をvtuberとして生きていく  作者: あおい
1章

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15/23

15話 自作ゲー配信

雰囲気を楽しめ

6月3日


 この一週間!私は頑張った!

前に言っていた学生時代に作ったゲーム、当たり前だけどデバックしたらとてつもない量のバフが出てきた。


 もう…もう思い出したくない(泣)

自分の作ったゲームがバグだらけとかもう(泣)

ちなみに結局バグ多すぎて修正は無理だと判断したため致命的なバグ以外はそのままにしてある。


 決してめんどくさかったわけでも心が折れたわけでもない。

ただ、バグが多い方が見どころが多くて撮れ高がデカいと思っただけだ。

そう、決して心が折れたわけではない。


【自作ゲー】自作ゲー!やります!

10,412人が視聴中:寿命 チャンネル登録者数 152,253人


「はい」


:はい

:うい

:草

:なんか言えよwww


「どうも、寿命です。

まあ今日はね、タイトルにもある通り私が作ったゲームをやっていきたいと思います」


:お前ゲームとか作れたんだ

:なんか意外


「私結構ゲーム作るの好きなんですけどもね。

あの昔使ってたやつが今となってはもう古い超えて化石レベルのやつなんですよね。で、そのパソコンは当然スペックが足りないのでしばらくゲーム制作断念してたんですが、今使ってるやつはスペックべらぼうにいいので、データを前のやつから移して制作を再会したということです」


:ほへ〜

:なるほど?

:化石レベルってどんなだよ


「えっ、うーん?◯年前ぐらいのやつですかね?」


:ひえっ

:ガチで化石や内海(ないかい)

:それブラウザ開けるの?


「意外とブラウザぐらいは余裕で開けますよ」


 時計を見たらもう配信開始から10分が経過してしまっている。

少し話しすぎたか。


「流石にもうそろ始めていきましょうかね」


ということで私が作ったゲームはこちら!


「ハンバーガーハンハンバンバンガーガーです」


:は?

:草

:何これwww

:ふざけてるだろwww


「ちなみにこれは当時の私が考えた名前なので悪いのは当時の私です」


:草

:無理があるよ大分(おおいた)

:大分で草


 まあ…うん。ネーミングセンスについては仕方がない。うん。


「説明は…適宜入れていきますのでまあ大丈夫だと思います」


 そういうと雑談画面から切り替えゲーム画面が出てくる。


「はい。このゲームは様々なミニゲームをクリアして最終的に最強のハンバーガーを完成するのが目標のゲームです」


:ふーん?

:まあまだわからん


「やっていきましょうか。

まずはバンズをまな板の上におきます」


:は?

:草

:え?

:何を四天王(してんのぅ?)


 うん。もちろんただ置くだけではない。

まずバンズをプレイヤーは操作することができるため、バンズを操作しながら障害物を避けて遠く離れたまな(ゴール)を目指すというゲームだ。


「ちなみにこのゲーム後で一般公開するんですけど、やっぱやるにあたってネタバレされた状態だと面白くないじゃないですか」


:そらそう

:まあそりゃあな

:ネタバレはなあ…


「でもこの配信をブラウザバックしてほしくもないんですよ」


:そらそう

:当然の感情


「なんで道中をなるべく見せないようにしようと思ったわけですよ」


:ん?

:草

:流れ変わったな


「ということでなるべくゲーム内容を見せないようにRTAしていきたいと思います」


:草

:どうして変なことをするのか

:これが寿命クオリティ


「まず最初にですね、このスタート地点で5回ジャンプします」


:はいはい

:なるほど?


「あっ、ちなみにグリッチありのレギュです。

その次にこの横右回りに回転しているハンマー的なやつにバンズの角、まあ円形なのでどの子でもいいんですけど擦るように当てます」


 するとバンズが遥か上空に打ち上がった後透明な壁にぶつかり弾かれる。


そしてそのまま飛び続けること数十秒後


「はい。ゴールですね」


:???

:まあ?こういうゲームだと思えば?

:草

:頭おかしいって


 ちなみにジャンプすることで乱数調整をしている。


「次はレタスですね。

このミニゲームはレタスで紙飛行機を作ってそれを飛ばしてバンズの上に乗せるというゲームです」


:??

:日本語でおけ?


「まあ百聞は一見にしかずなのでやっていきたいところなんですが、まあ当然ですけどバグを使います」


:はい

:おけ

:ほーん?


「え〜紙飛行機をですねまずこのような形におります」


 そうやってできたのはもうすでに紙飛行機とは呼べないような形をした紙飛行機だった。


「なぜこの形なのかというと単純にこれが私の経験上一番飛ぶからです。

ただ普通にこのゲームを遊びたい人はこの形じゃない方がいいかもです。これ飛びすぎるので」


:なるほど?

:これ紙飛行機か?

:くっしゃくしゃwww


「で、あのゴール…の逆を向きます」


:お?

:流れ変わったな(2回目)

:草

:嫌な予感するなぁ


「そしてこの向きこの高さこの力で風がいい感じになった時に…ホイッ!」


そうして飛んでいった紙飛行機(?)は遥か遠くまで飛んでいき…


数分後


 壁が見えてきた。そして紙飛行機はそのまま壁を越え着地した場所は…


「ということでゴールですね」


:???

:草

:ここさっきのゴールやんけwww

:草

:は?

:え?

:うん?

:草

:頭おかしいって(N回目)


 というわけで紙飛行機はさっきのバンズステージの方のゴールに着地した。

なんでこれ大丈夫なん?と思う方もいるかもしれないがプログラム的には前ステージのやつをそのままコピペして場所を変えて次のステージに行くというふうになっているためこんなことができるのである。

ちなみにこのレタスステージでしかできない。

まあこれはどちらかと言えばバグではないのだが。


「サクサクいきます。次」


次はいよいよパティのステージだ。


このステージで操作するのは犬だ。


…うん。


 このステージではステージ中央にいる人間がフリスビーを投げるかの如くパティをぶん投げてくるので、地面に落ちる前にパティを咥えることが目標だ。

ちなみに意味不明な方向に飛んでいくため、どこに落ちるのかを予想するという非常に硬派なゲームなのだが…


「はい。もちろん正攻法ではクリアしません」


:知 っ て た

:草

:だろうなwww


 このステージでの最短攻略(私調べ)は非常に簡単だ。

まずステージ中央に陣取っている人間にパティを投げられる前にタックルする。

タックルが当たったと同時に方向キーを全押し+ポーズ画面を開くことで…


「はい、これにてパティステージクリアです」


:???


「なんならその次のチーズステージもクリアしてます」


:???

:は?

:ええ…(引


 これに関しては本当に謎のバグで私がデバックを諦めた原因の一つである。


「次が最後のステージですね」


 最後のステージは難易度が最初よりも上昇したバンズステージだ。

当然ステージの長さが長くなっているためさっきのバグは使えないのだが…


「もちろんこのステージにもバグがあります」


:草

:知ってる

:でしょうね


 このステージのバグは無茶苦茶簡単で、まず最初にポーズ画面を開く。その次に設定でSEを最大に、BGMを最小にする。さらにキーボードの割り当て画面を開いてg、jにそれぞれ右、左を割り当てる。すると


「はいゴールっと」


:草

:草

:頭おかしいって(N回目)

:ええ…(引


 このゲーム、クリアしたら最後にスコアと一緒に完成したハンバーガーがアップされるのだが、見事にパティとチーズがないハンバーガーが完成した。

当然の如くバグだ。


「はい。というわけでスコアは星5で、時間は15分14秒16でしたね」


:早すぎて草

:これを越えられる人はいるのか…


「ちょっと今日は疲れ気味なのでこれで終了にさせていただきますね。

ちなみにこのゲームはこの配信が終了したらすぐに販売します。一つ五百円です。売り上げは全額募金というか寄付というかに当てます。

じゃあみなさんさようなら〜」

常に炎上するかもとビクビクしながら描いてます。

感想 ポイント リアクション等よろしくお願いします。

おい今ブラウザバックしようとしたそこのお前!そうお前だよ!

もう1話だけ!もう1話だけ見てってください!

↓なろう版

https://ncode.syosetu.com/n5685me/

↓カクヨム版

https://kakuyomu.jp/my/works/2912051599959420590

↓ハーメルン版

https://syosetu.org/novel/412916/

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