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余命宣告された男は余生をvtuberとして生きていく  作者: あおい
1章

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12/23

12話 雑談配信

雰囲気を楽しめ

20XX年5月18日


 今日、私は特に何か用事があるわけではないので家でダラダラと過ごしていた。

まあ仕事を辞めてからほぼ毎日ダラダラと過ごしているからあんまり今日が特別な日というわけではないのだが。


 毎日株を確認してvtuberの配信を見てvtuberとして活動して…そんな日の繰り返しだ。

まあそれはそれで楽でいいのだが、やはり漠然とこのままでいいのかなぁという考えになるわけで。

まあ…いっか。どうせこのまま死に行くだけだし。


そんなことを考えていると今日の配信予定時間がやってきた。



【雑談】雑談配信

6,413人が視聴中:寿命 チャンネル登録者数151,298人


「はい」


:はいじゃないが

:口上はどうした?

:草


「まあ今日はただの雑談なので別にいいかなと」


:ええんか?

:ええ…

:好き勝手しすぎで草


「まあいいんじゃないんですかね?多分」


:草

:くっそ適当で草


「あっそうだちょっと言いたいことあるんですけど」


:何?

:?


「あの私のセンシティブイラスト量産するのやめてくれませんか?」


:草

:草

:草

:やべえバレたwww

:すぐバレてて草


 そう、何故かここ数日で私のそっち系のイラストが量産されているのである。

しかもどのイラストもそれなりに上手なのが余計に腹が立つ。


「しかもなんで腹パンとか嘔吐とか絶妙にハード目なのばっかなんですか?」


:草

:なんでなんやろなぁ(白い目)


「というか第一私のそっち系のイラストなんて需要ないでしょうに」


:みんなお前にエロじゃなくて面白さを求めているからな

:需要な

:わかんねぇだろ!需要あるかもしれないだろ!


「ちなみにアクパパ?いますよね。出てきてください大丈夫です怒らないので」


:はい…〈アクティブ・マリアーナ〉

:草

:本 人 登 場

:面白くなってまいりました


「え〜この流れ作ったの…あなたですよね?」


:はい…大変申し訳ありません…〈アクティブ・マリアーナ〉

:草

:草


「いや別に怒ってないですし。まあ個人的にもこういうことをあまり制限したくないので全然許しますけど…にしてもあなたもだいぶ忙しいでしょう?まさか仕事ほっぽり出してこんなことしてたんですか?」


:はい…〈アクティブ・マリアーナ〉

:草

:仕事しろ


「はいじゃあさっさと仕事に戻ってください」


:いやダァ〜〈アクティブ・マリアーナ〉

:草


 ちなみにだが今回の騒動は結構初めの方から知っていた。けど面白そうだから少し泳がせておいたらなんかめっちゃ広がってしまっていた。

私としたことがアクパパの行動力を舐めていたようだ。


ちなみに私は結構エゴサをする方である。


「はい。皆さんも仕事あるのにサボったりとかしてはいけませんからね」


:仕事?

:へえ〜世の中にはそんなものがあるんだ〜

:仕事?何それ美味しいの?


「そうだ私の視聴者何故か社不しかいないんだった」


:草

:なんでやろなぁ

:寿命がおもちゃとして結構面白いのが悪い


「おもちゃって酷くないですか?」


:だっておもろい反応するし…

:仕方がない。そういう運命


「ああそうそう。あの私の質問箱にクソみたいな質問送ってくるのも辞めてください」


:ほう

:まあこれもしゃーなし

:誰しも一度は通る道


「まあちょっとせっかくなんで供養していきたいと思います。えーゴホンッ。


─ある日そいつはそこにいた。

なんてことない、いつも通りの時間にいつも通りの道を、いつも通り散歩していたある日。

コンクリートで舗装された地面、道路と歩道の間に間隔を置いて植えられた街路樹。

そんなどこにでもあるような道。

いつも通りだ─と、そう思った。

変化なんていらない。いつも通りの道をいつも通りの時間に、いつも通り散歩できていればそれでいい。

─平和だ。それでいいそれがいい。

しかし何故だろうか。その日の空気は少し違っているように思えた。

まるで嵐が目の前に()()かのような。

まるで何一つ波がない海にたった一つ、小さな小石が投げられるような。そんな空気だ。

そんなことを考えていた時視界にたった一人。何者かは知らないがいつもこの辺りで見る顔ではない、けれどもいやでも目を向けてしまう、そんな人がいた。

何かいやな予感がした。

俺は本能でそれを感じ、すぐにその場から離れようとした。─いや、してしまったの方が正しいかもしれない。

「あなたは─余命宣告、されたことはありますか?」


これは奇妙で、少し頭のおかしいおっさんのせいで、ただの平穏をこよなく愛する一般人の俺の歯車が狂い出す。

どこにでもあるような、少し変で、少しだけ笑える─そんなどこにでもある物語だ。


『お前と俺と、あなたと私と』─近日公開─」


:草

:草

:手込みすぎで草

:なんやこれwww

:ちょっと面白そうなんやめろ

:草

:草

:これwはw酷いwww


「なんなんでしょうね?これ?

ここまでのやつはないですけど他にも酷い質問(?)がいっぱいきています。助けてください。

まあでもこの言い方は次回もあるっぽいので次回を楽しみに待ちましょうかね」


:草

:なかなかの大作で草



 とその後も雑談をしばらく続けて配信を終了したのだった。






掲示板にて


263

今日の配信まとめ

・アクネキ、仕事をサボって寿命のセンシティブイラストをかいていたことが判明

・質問箱にクソ質問(?)が送られてくる(しかも結構大作)

・猫又かわいい


264

>>263アクネキはぶれんよなぁ


265

>>263アクネキそんなことしてるからいつまでたっても仕事が終わらないんじゃない?


266

>>265それはそう。おんなじくらいの時におんなじような理由で配信休止した猫又はそろそろ復帰だけどアクネキは全然まだまだっぽい。


267

>>266ああ、アクネキもvtuberだったんだっけ


268

>>267うん。猫又よりも少し後に活動し始めたかな。


269

あいつも狂人ポジだよな


270

というかvtuber狂人多くない?


271

>>270それはしゃあなし


272

>>263あの小説おもろかったな


273

>>272あれは有名なvtuberは一度は通る道だから


274

クソキャンという謎文化


275

というか配信後半ずっと猫又とガルちゃんの話しかしてなかったんだけど。怖すぎな


276

まあ寿命はvtuber大好きだから…

キャンディ・・・マシュマ◯

クソキャン・・・クソマロ的な


感想 ポイント リアクション等よろしくお願いします。

おい今ブラウザバックしようとしたそこのお前!そうお前だよ!

もう1話だけ!もう1話だけ見てってください!

↓なろう版

https://ncode.syosetu.com/n5685me/

↓カクヨム版

https://kakuyomu.jp/my/works/2912051599959420590

↓ハーメルン版

https://syosetu.org/novel/412916/

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