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【3話 異なる地方の列強】

列強は東だけではない,西や南,北,東西南北列強が存在する,[方位磁針/コンパス]みたいな

かんじである,だがしかしそんな奴らにも,名言されたように,その組織のエースでしかない。


「はっはっは!我らの切り札だぜぇ,やつはなぁ水中,しかもスローカメラ付きで一切捉えられない速さなんだ!連撃は速過ぎて残像が二つあって

ゆっくりに見える,反射速度と目視可能なフレーム数を超えた速さだ!」


「西の列強はそんくらいなのか?」


「は?」


久田からしたらそんなもん,遅すぎる

雑魚に等しかった。


「ぶぼぇ」


「遅いんだよ」


西の列強をバンバン叩き潰していき最後に

なった。


「列強を倒したと聞いた,,,単独のくせに異常だな,何故貴様はそんな強いんだ?」


こいつも弱いわけじゃ無い,単なるジャブパンチで敵が床にめり込み,そこそこに打った正拳は放たれるまでの足,震脚だけで床にクレーターを形成して,放ったパンチは風圧でコンクリート製の壁を破壊するほど。


非常に優れた体躯を持ち,列車を張り倒すし,

アスファルトを毟り抉れるし,過去には,両の腕がへし折れて骨が飛び出ようが,指がちぎれようが,目ん玉が飛び出そうが戦いを続行する闘争心があるし単なるビンタすら下顎が引きちぎれる。


そんな西の最強に問われた。


「人には人の進行度,成長性,成長率があるんだ,

君らは決して凡人でも,凡夫でもなかった,ただ

天才の中の秀才は相対的に標準化するとレベルが下がります,まぁ簡単に言うと俺のいない場所と時代に生まれただけの存在だった,ただそれだけです」


「舐めんな!」


こいつは横に振った手刀は,それだけで指先から出た風圧で鉄筋コンクリートの壁を横に破壊した,突き刺せば鉄板すら穿つ。


「ふむ」


「死ねや!」


バゴーン!直撃する,だが。


「チョップですか?」


「手刀じゃ馬鹿にすんなぁ!」


そいつは複合型戦闘スタイルを使う,手刀に繋げて肘を使い出した。


「ムエタイとサバットで極めた不可視の肘を

くらいやがれ!」


肩甲骨を使ったモーションが少ない,かつ最短距離で放つ肘,それは意識の外からくる認識外からの攻撃だろう,まぁ。


バス。


「は?」


常人からしたら捉えられない,それだけだが。


「ばーか」


すると拳を軽く握り。


「は?」


グシャン,寸勁が入り全身跡形もなく消え去る。


「弱いなぁ」


別の場所にて。


「死ねや斑峯!!!」

「死ねや!」


「南は暴力的ですねぇ,,,まさか大量の銃を発射する装置を持ってくる,なんて」


「ふははは!ぽち」


瞬間,全方位数十億発と言う膨大な数の小口径の銃弾を。


「ははは,まさか蜂の巣になるとでも?」


1つ1つ丁寧に周りに被害が被らないように

しっかり斬る。


弾切れするまでの10分間,秒間数十億発の

弾丸の雨霰を,,,無傷で全て斬る。


「んな⁉︎」


ジャギーン,かちゃ,シューストン。


「やっぱり無意識に斬るより計算された斬撃の

方が好きです,経験を蓄積した肉体の反射より

楽しいですから」


グジャリ,身体は粉々になり頭だけそこに落ちる,身体を掴む。


「これを持ってたら雑魚は来ないですかね」


硬いものも関係なく綺麗に真っ二つにする質,

斬撃を放てたり広範囲を一瞬にして切れる量,

えぐいリーチ,それはまさに刀を網羅する侍に等しい。


「ははは,わしはあれら雑魚とはちゃうぞ」


身長3m体重700kgと大柄なやつが来る,やつは宇宙船用の1メガトン以上ある巨大エンジンを指だけでクルクル回せる様な怪力,南では

3番目に強い。


「(へへへ刀使いか?なら鞘から抜こうとする際に柄を持って,抜刀を阻止すりゃいい)」


瞬間やつが刀の柄に手を置く,,,だが。


「んな⁉︎握力凄すぎ⁉︎」


なんと斑峯園長は全力の押さえつけを強引に

突破する。


「ち,なら!」


刀を刃こぼれさせるために横から打撃を放つ,,,が。


「んな⁉︎」


刀の刃が拳に向いていた。


「うっ⁉︎」


ジャキン。


「はぁ,でかいだけなんてつまらない」


「次は私だ!」


やつは10000kmの距離をたった0.001秒で10

往復する脚力を持つ4番目につよいやつ。


「ふはははは!見えないだろ!(今のうちに,刀を

圧し折る!)」


うまいこと速度による翻弄と,わざと

見やすい隙を作り,意表をついた捨身をする。


パキン。


「折れた!」


目の前には数千の残像がいた,,,だが。


「遅い」


「は?」


ジャギン,折れた刀すら関係は無い。


「はぁ」


列強レベルがリスクがあるほどの行動だけが

唯一なにかしらのダメージを与える可能性を持っているレベルだ。


「なんで列強が我々,東を殲滅しに来たのですかねぇ,馬鹿な奴らですよ」


北の列強にて。


「ウギャァァァ!」


物理法則を無視したに等しい強さの奴らなんだ,

故に東の列強は魔境なのだ。


「私は先読みを極めしもの!」


奴らは磯貝に向かっていく。


「うわ汚い」


手に血が付着する,それを振り払うだけで。


「ふん」


超高圧で噴射,水流の衝撃力で水に強いはずの

素材から作られた硬く薄い壁を切断し敵を

皆殺しにする,非常に最小限の動作で最大限の効率を発揮する合理性,エントロピーが絡んでいないに等しい存在。


「ふはは!私だけか!」


未来視に等しい予測を持つやつだけがギリギリ,

皮膚を破きながら回避していた。


未来予測とは様々ある,空間を情報的,立体的に認識して,可能性から無限の動作を先に考える

そこから可能な動作,そこから相手の癖や思考パターン,今までに得た情報をベースとして更に動作を絞ると相手のしてくる大まかな動作を絞れる。


そこから更に自身の動きで相手の動作を絞ったり,攻撃を誘導する囮などを組み込み,相手にさせたい動作を誘導する,相手の行動を制御したり

気の起こりから相手の挙動を見切れる。


他にも,人がよし,何かやるぞ!って意志を持った瞬間,脳内では電気活動(≒電磁波)が発生してる,この脳科学,神経工学,哲学的な現象,脳の電気信号。


詳しく言えば,人間の脳は1000億個以上のニューロン(神経細胞)から成り立っていて,これらが電気信号(=活動電位)を通じて情報をやり取りしてる。


やるぞ!と決意する=脳の前頭葉,運動前野,帯状回などで神経が活性化,神経が発火スパイク=イオンの移動で膜電位が変化,その結果として,微弱な電磁場(電磁波に近いもの),が生じる

.これを脳波として計測できるのがEEG(脳波計)。


この微弱な脳波をキャッチして先読みする,

完璧な未来の計算,実質的な未来視。


こう言った次の読み方もある,山で修行して自然で学んだ鋭い感覚,その[肉体走査力/フィジカルスキャナー]を使う,身体を医療機器のように透過して認識する,それが肉体走査力,対象の運動機能など数値化するとか,体内の栄養を数値化とか,そう言った計算や,遺伝子や細胞構造とか,更に微細な二重螺旋構造とか,そこまでは流石に認識出来ないが,体内までの部分なら見ることができるのだ。


筋肉の動き,筋肉の繊維,その弛緩,各所部位ごとの筋肉の緊張,関節の可動,内蔵やらを見るとか。


まぁ様々ありますが,やつはそれら全てを極めた

完璧な未来視に等しい未来予測を持つのだ,,,

だが。


「なん,なんだ,,,これは⁉︎」


目にイメージされたのは,真っ黒く,ドス黒い円が背後には見えた,それは棘を持ち広がり侵食した,殺意が固まってるものに見えた,目が沢山生えて来た。


「つまり,多分,いやだが絶対,それはいつでも

私を殺せると言う暗示だろ」


「死ぬか?テメェ」


意志力の余波だけで大陸全体が恐怖に満たされる,一種の集団心理に等しい現象が人工地震を

産んだ,身体の震えがそれを引き起こした。


「なんだよこの震え!」


「死にたく無い死にたく無い誰か助けて!」


それは連鎖的なショック死を生み出しかねん

ほどに。


そんなもんを間近に知覚する,こんな異質な感覚は初めてだった,やっぱ嫌な汗をかいた。


自己錯覚による動作後のイメージを先手で行うものが見せる怪物。


「怖い,なんて化け物なんd」


未来視を超えて,バゴーン!直撃したやつは木っ端微塵になった。


「まだまだだろ?なぁ」


すると二人の奴らが出て来た。


「なぁあんた」


「なんだ?」


「おれらは理不尽な殺しには反対でね,新体制と反発的勢力の殲滅なんてくそ無理矢理やったり,

抹殺司令に従った忠実な行動なんて俺らはむかねぇ」


「ふむ,推測だが孤軍奮闘ではなく我々に寝返るほうが良いと」


「あんたらと戦っうのも,あいつらと戦うのも

かわらねぇが,そっちには大義があんだろ」


「へ,ならついて来な」


こうして2体仲間が出来たのだった。


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