【台本】クーデレ男子を看病
女性向けシチュエーションボイス用の台本です。
「」内がセリフ、()内が注意書き、それ以外はト書きです。
ヒロインがクーデレ彼氏支倉くんの看病をするという、あまらぶシチュエーション。
軽いキスシーンがあります。
【ご利用について】
・商用非商用問わず、Youtube、X、ツイキャスなどの配信や音声作品で使っていただけると喜びます。
・使用連絡は不要ですが、ご連絡いただければ喜んで拝聴しに伺います。
・無断転載、自作発言はお控えください。
何かありましたら、X(@sodayo_shirai70)またはプロフィール記載の連作先まで。
状況:支倉の家。熱で療養中。けだるそう。
ヒロインからの電話
「・・・はい」
「何?」
「・・・別に、ちょっと体調が優れないだけ」
「熱?・・・38度、と、少し」
「え?なんでここに来るの?僕、熱があるって言ってるよね?動けないんだけど」
「看病したい、って・・・、僕、ただ寝てるだけだし。してもらうことなんてないから。それに僕の家まで来るの、面倒でしょ」
「・・・別に迷惑じゃない。嫌じゃない来たいなら来ても・・・いい」
「うん、わかった。じゃ、着いたら連絡して」
ヒロイン、家に着く。
支倉に電話。
「もしもし、あいてるから勝手に入って」
ヒロイン、中に入る。
支倉が寝ているベッドの前へ。
「・・・あぁ、い、いや、なんでもない。本当に来たんだ、って思って」(内心嬉しそう)
「だから、嫌じゃないって。ところで、何それ」
「桃缶?風邪ひいたときの定番なの?ふーん」
「は?食べさせてあげる、って・・・、この年になってそんな恥ずかしいこと・・・」
「うわっ、ちょ、ちょっと無理やりすぎ・・・あ、あぁ」
口に桃を運ばれる
「あ・・・う、えっと、えっと・・・、あ、あーん」(困って)
支倉、食べる
「もぐ、もぐ・・・、ん、あ、甘い。も、もう一口!?い、いらないって、ん、わ、わかったから、押しつけないで・・・、あ、あーん」
フェードアウト
夕方、支倉が目を覚ます
「ん、んん・・・、あ、今・・・、何時?・・・・・・もうこんな時間」
隣を見ると、ヒロインが眠っている
寝顔を見ながら呟く支倉
「はぁ・・・、ちょっと、病人は僕なのになんで一緒に眠ってるわけ?」
「・・・ふふ、無防備すぎ。僕、病人とはいえ男なんだけど・・・って、そんなこと考えてるわけないか」
「きっと、僕の寝顔見ていたら自分も寝た、っていうことなんだろうな」
ヒロインを起こす支倉
「ねぇ、そろそろ起きてくれる?もう夕方になってるけど」
しかし起きない
「はぁ・・・、・・・・・・んっ」
支倉、ヒロインにキス
すると目を覚ます
「・・・おはよう。ふふ、ぐっすり眠ってたね。病人の僕より休んでどうするの?」
「冗談、もう病人じゃない。少し眠って回復した、と思う。ちょっとだけ、気分・・・良くなった」
「・・・今?今、もうこんな時間」
時計を見せられて焦るヒロイン
「そっか、もう帰るんだ。・・・そうだよね。明日、休みじゃないし」
玄関まで歩くヒロイン
「・・・ちょっと待って」
支倉、追う
後ろから抱き締める
「ん、・・・ほら、身体まだ熱いよね?僕。熱・・・まだあるみたい」
「だからさ、その、もうちょっと一緒に寝たら、熱下がると思うんだけど・・・」
「わかってる。ちゃんと終電に間に合うようするから」
「だからさ・・・・・・一緒に、いなよ」(ささやき)
「ふふっ、じゃ、こっち・・・おいで」
支倉と一緒に部屋に戻るヒロイン