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徒然  作者: 遮那
82/152

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期末前でも盛り上がっちゃうよ

夏休みがすぐそこ来てる


「海に祭りに花火もしちゃおう!」

イベントだけでもこんなに目白押し


でもアセるアタシにゃ耳に入らない

意識の隅にいつもアイツがいる


肩組みふざけて 騒いでチャラけて

あまりに近くに いすぎちゃうからか

ちゃんと”女”にカウントされてない


アイツは噂じゃ違うクラスや

他校の女子にも引く手数多


どんな奴でも分け隔てなく

付き合えちゃう様な”イヤミ”な奴


色んなサインを逐一出しても

ピンとも来てない 暖簾に腕押し


ついつい視線が 姿を追ってた

ホレている事に 気付いた時から

ハナから弱味を握られちゃってる


「アイツは休みどうすんのかなぁ…?」

そんな事を漏らした日には

嗅覚鋭いハイエナどもが

ほじくり回して食い散らかすだろう

(それがウザイし恥ずかしい)


ウジウジ悩んで ナァナァ過ぎてく

ダチから入ると 後一歩が出せない

今ある繋がり 壊したくはない

でもどっちつかずの 生殺しもヤダ

どさくさ紛れて冗談交じりに

今度試しに告ってみようかな

多分ムリだけど

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