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徒然  作者: 遮那
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Women's Power

”女子力”毎年これがトレンド 今こそ我らが出る時

積年の恨みいざ晴らす時 そんなの身に覚えも無いけど


気味悪い浮つく歯痒い 中身のまるで無いおべんちゃら

詐欺師の心地よい営業トーク その気になっちゃう女性様


担がれるまま気付けば今日


誰がこんなの仕組んだの?

やりたい奴だけやれば良い

文句の一つもあげりゃ良い

アタシはそんなの知りません

って誰も声を上げない不思議


心地良い口車に乗せられ 好んで踏み出た男社会

”女子力”求められ来たはずなのに やらされてるのは男の真似


仕事あげてりゃいいんだって まるで舐め腐った物言い

馬鹿にされてんのに気付かない 屈辱すら感じない


どこもかしこも麻痺してる


誰がこんなの仕組んだの?

誰がしたいなんて言ったの?

誰が抑えられてたって言うの?

女には女の社会があるの

って誰も声を上げない不思議


でもね野郎がしっかりしてれば アタシ等の出る余地は無かった

ナヨナヨしてて頼りないから

こうして出張らなきゃいけないんじゃないの!?


仕事するしか能がない

男に合わせることなんかない

ガミガミうるさく叱りつけて

お尻蹴飛ばし支えるのが

ホントの”デキる女”って奴だよ

って誰も気付けない不思議

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