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Back Packer
空浮かぶ鱗雲 目の前伸びるフリーウェイ
人影は疎ら たまに通るバイカー
見栄ばかりの虚飾に 嫌気さし街を出た
ここには何も無い あるのは裸の自分だけ
手を伸ばせば 遠のいていく
ゴールは揺れる 陽炎の中
折れそうになる 心を蹴飛ばし
小さな胸を張り歩くとしよう
少し一息つこう 背中の荷物下ろして
どこまで来たんだろう? 見渡すばかりの荒野
横殴りの雨嵐の晩 干上がる様なカンカン照り
楽なことなど一つも無かった
手を伸ばせば 遠のいていく
ゴールは揺れる 陽炎の中
誰が先か だなんてどうだっていい
やり通せるか それが大事でしょう?
遠回りでもいい 先長い道のり
近道なんてあったとしても 見つかる筈も無い
手を伸ばせば 遠のいていく
ゴールは揺れる 陽炎の中
青臭い唄を 歌いながら行こう
我はBack packer 飽くなきchallenger




