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徒然  作者: 遮那
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向日葵

いつもこの丘の上に来ると

沸々と思い出す

男女の小さな影が傍を通り過ぎ

ヒマワリ畑へ消えた


ふと向こうから駆け上がってきた

海風に気付かされ

さっきまで響き渡っていた笑い声も消えた


燦々と照る太陽へ向かって

必死に花開かせるヒマワリ

今もどこかで夢の実現へ向けひた走ってる

たとえ周りが笑おうと 未だに変わらずアナタは私の憧れ


背丈がここのヒマワリとそんな

変わらなくなった頃

アナタの急な告白につい動転して

泣いて抗議したね


でも終いには引き止める事なく

笑顔で送り出したよ

だってアナタの必死に頑張ってるその姿が 何よりも好きだったから


燦々と照る太陽へ向かって

必死に花開かせるヒマワリ

今もどこかで夢の実現へ向けひた走ってる

たとえ周りが笑おうと 未だに変わらずアナタは私の憧れ


「一緒に行こう」と言われても決して

顔を縦に振れなかった

アナタの姿に自分が恥ずかしく

また 今のままじゃいけないと気付いたから


燦々と照る太陽へ向かって

必死に花開かせるヒマワリ

去った後も残された者のために

沢山の希望の種を残してく


燦々と照る太陽へ向かって

必死に花開かせるヒマワリ

今はまだ遥か後ろから追いかける存在でしかないけれど

きっとアナタの隣を自信を持って寄り添い歩ける

人になってみせるよ

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