表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
徒然  作者: 遮那
41/152

TOY's MARCH

昼下がり慌ただしい往来 道端に座り込む

注がれる冷めた視線 今じゃ何も感じられない


瞳は宙をウロウロ 焦点は定まらず

肌もすっかりボロボロ 腕には無数の穴


でも不思議と打開する気は起きない

このまま生温い幻想に浸っていたい


気を許したその隙を見計らって心に巣くったのは

話術巧みに人々を誑かす白き悪魔

誰も責められず残された時間をただ生きてくだけ

あぁ...なんて惨めなMy Life


必死に呼び止める友の声を無下にあしらい

一度だけだと甘い誘いに乗ったこのアタシは


後でツケが来る事知ってて止めない確信犯

後で止めたくなったって欲してしまう常習犯


朦朧とした意識の中指の間から

溢れてくるモノをただ見つめてる


過信で出来たその隙を見計らって心に巣くったのは

話術巧みに人々を誑かす白き悪魔

過去を責めて懺悔を続けても好奇の目は止まない

一度失えばもう取り戻せない


気を許したその隙を見計らって心に巣くったのは

話術巧みに人々を誑かす白き悪魔

その場しのぎの快楽を求め溺れてしまったのは自分

この先も孤独な戦いは続く

この身が滅びてしまうまで

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ