表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
徒然  作者: 遮那
40/152

Prayer

「どうしていつもアタシだけ? こんな辛い目に遭うんだろう?」

「あの娘等とアタシとはどう見ても何等遜色がないのに」


「あんなに欠かさず毎日神様にお祈りしてるのに...」

「一体どういう事?信じる者は救ってくれるんじゃないの?」


そんな他人任せの怠けた姿勢見せられちゃ

頼まれた方だってヤル気起きないっしょ?


胸の前で仰々しく手を合わせ拝むその姿は

「今」をより良くすると心に期するため

見えないナニかに頼むのではなく求めるものでもない

どうせだったら己自身に祈れ


眼前広がる風景の色合いが コロコロ変わってゆき

今まで正しかったはずのものが 実は間違ってると


次第に心はつかみどころのない不安に蝕まれ

安住を求め帰属できるナニかを無理矢理仕立て上げる


身近な筈の己を信じようとはせず

得体の知れないモノへ寄り掛かる


胸の前で仰々しく手を合わせ拝むその姿は

「今」をより良くすると心に期するため

見えないナニかに頼むのではなく求めるものでもない

どうせだったら己自身に祈れ


今まで生きてきて築いた自我を捨ててまで

盲目的な信仰を求める神など捨ててしまえ


胸の前で仰々しく手を合わせ拝むその姿は

「今」をより良くすると心に期するため

もう一人の自分を神様だとか呼び名は何だっていい

さぁ己自身に拝み倒せ

そして叶えろ胸に秘めた夢を

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ