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徒然  作者: 遮那
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風花

眠れない夜

窓の外には予報外れの雪


あなたも起きているのなら

この雪を見ているのでしょう


幻想的な夜の淡雪を見て

あなたは今何思う?


月明かりの下 舞い降りる風花よ

止まないで このまま降り続いていて

この世の耐えられぬ悲愴を

白く覆うまで


町に流れる

どれも似通ったLove song


思わず急ぎ足になってる

まだ忘れられずにいるのね


小さくなった背中を抱き締めようとして

後一歩で 尻込みする


月明かりの下 舞い降りる風花よ

止まないで このまま降り続いていて

熱くなったアタシのこの想いを

青く冷やせるのなら


忘れようとすればする程

心に灯った想いは募るばかり

あなたの傷ついた心には

まだ彼女の影がいるから


月明かりの下 舞い降りる風花よ

止まないで このまま降り続いていて

あの人の想いが雪で覆われるまで

アタシは待ってるよ 一番に報せて欲しい

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