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徒然  作者: 遮那
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ある暖かな黄昏時

梧桐の葉が 一枚ヒラリと落ちる

また一つの季節が 終わりを告げた


若さに任せて 今が楽しければ良いと

浮かれていたのが 随分昔のことのようで


何かを得る度に同じ分だけ

失いながら生きていく コレが自然の摂理

イチイチ凹んでたって関係なくこの世界は周り

青い心は 夕闇の中彷徨う


秋色が濃くなる頃 虚しさが襲ってくる

ある暖かな黄昏時に 感慨に耽ってしまうよ


多分大切なナニカを 失くしてしまったことを

まるで気付かずここまで来てしまったから


何かを得る度に同じ分だけ

失いながら生きていく コレが自然の摂理

等価交換の法則に抗う術を求め続けても

青い心は 夕闇の中彷徨う


ひと夏の恋心だったんだと 頭でわかってたつもり

でもアナタを忘れようと努力してみて

こんなに好きだったんだと気付いた


何かを得る度に同じ分だけ

失いながら生きていく コレが自然の摂理

寒くなる前に大切なモノ気付かせてくれる そんな季節

落陽に照らされて 青い心が

暖かくなるのを感じる

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